UQ、下り国内最速440Mbps対応のモバイルルーター「WX03」

WX03

　UQコミュニケーションズ株式会社は、国内最速を謳う440Mbps下り通信に対応したNECプラットフォームズ製モバイルWi-Fiルーター「WX03」を12月上旬に発売する。

　下りにおいて4x4 MIMO技術と、WiMAX 2+の2つの周波数を束ねるキャリアアグリゲーションを組み合わせることで、最大440Mbpsを実現。また、上り回線も国内で初めてキャリアアグリゲーションと64QAM変調方式を採用し、30Mbpsの高速通信を実現した。2016年12月より東名阪エリアでサービスを順次展開する予定としている。

　ルーター本体にはタッチ対応した2.4型の大型ディスプレイを備えており、データ通信料や電池残量などの情報を表示。スマートフォンに専用アプリをインストールすれば、電池残量などをポップアップ通知することも可能。拡張アンテナ内蔵の専用クレードルを使えば、家庭内の据え置きルーターのように使える。

　無線LANはIEEE 802.11acを備えるほか、Bluetoothを備え、Bluetoothテザリングも可能。同時接続数はWi-Fiが10台、Bluetoothが3台。連続通信時間は、Wi-Fi接続時がハイパフォーマンスモードで約440分、ノーマルモードで約600分、エコモードで740分、Bluetooth接続時が順に約580分、900分、990分。

　本体サイズは約99×62×13.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約110g。