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ブラザー、QRコードを印刷して写真アルバムを共有できるインクジェット

DCP-J968N

 ブラザー販売株式会社は、インクジェットプリンタ「PRIVIO」シリーズ4機種を、9月下旬より発売する。価格はオープンプライス。

 発売製品と店頭予想価格は、「DCP-J968N」が19,500円、「DCP-J767N」が17,500円、「DCP-J567N」が14,500円、「MFC-J887N」が24,000円。

 今回発売するモデルでは、本体仕様は2015年モデルから据え置き、年賀状のデザイン面と宛名面の両面を簡単に作成できるスマートフォンアプリ「Brother 年賀状プリント」の機能を強化。

 リプレックス株式会社の写真整理アプリ「Scene」と連携し、スマートフォン用アプリ「Brother 年賀状プリント」に、スマートフォンに撮りためた写真をQRコードにして年賀状にプリントできる「想い出いっぱい年賀状」機能を追加。

 同機能により、年賀状を受け取った側は、 QRコードを読み取るだけでフォトアルバムとして閲覧できる。また、イラストテンプレート数の増強や宛名の横書き対応など、アプリの使い勝手の向上を謳う。

 主な仕様は共通で、解像度が最大6,000×1,200dpi、インクはCMY(染料)+黒(顔料)の4色独立、インク滴量1.5pl、A4印刷速度は片面がカラー約10ipm/モノクロ約12ipm(DCP-J567Nは約6ipm/12ipm)、両面がカラー/モノクロとも約3ipm(DCP-J567Nは約1.7ipm)。対応用紙は、A4~A6、レター、エグゼクティブ、L判/2L判、はがき、封筒など。最大給紙枚数はトレイが100枚、多目的トレイが20枚。自動両面印刷にも対応する。

 スキャン解像度は最大1,200×2,400dpi、入力階調は30bit、出力階調は24bit、A4スキャン速度はカラー4.3秒/モノクロ3.4秒。

 操作部には2.7型のカラータッチ液晶を搭載。インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet(DCP-J968N/MFC-J887Nのみ)、IEEE 802.11b/g/n無線LAN(Wi-Fi Direct対応)、SDカード/メモリースティックスロット、USBホスト(DCP-J567Nは非搭載)を備える。

 本体サイズ/重量は、DCP-J968N、MFC-J887Nが400×341×172mm(幅×奥行き×高さ)/約8.6kg、DCP-J767Nが400×341×151mm(同)/約7.4kg、DCP-J567Nが400×341×151mm(同)/約7.1kg。

 ブラザーでは、今回の製品発売に伴い、好きな写真を3枚無料でプリントし、自宅に郵送するWebサービス「プるンタのお試しプリント工房」では、DCP-J968Nを使用したサービスが開始され、購入前に好きな写真で画質を確認できる。同社では、実際に自分の撮影した写真を印刷した結果を手にとって貰うことで、画質面でも納得して購入してもらえるよう本サービスを提供するという。