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ASRock、Mini-STX規格準拠の小型ベアボーン「DeskMini 110」を国内販売
2016年8月2日 11:46
ASRockは、Mini-STX規格に準拠した小型ベアボーンキット「DeskMini 110」を5日に国内発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は15,600円前後の見込み。
Intelと共同開発した新フォームファクタ、Mini-STXを採用。マザーボードは「H110M-STX」を採用。NUCよりは大きいがソケット式のCPUを自由に選択して搭載できるためコストパフォーマンスに優れ、Mini-ITXよりコンパクトな筐体を実現する。対応するCPUのTDPは最大65Wまでとなっている。
現時点ではMini-STXに対応したケースが単体で発売されていないため、ベアボーンでの投入となった。筐体の容積は1.92Lで、2つの2.5インチストレージと、Intelのリテールファンを搭載可能。オプションでシリアルポートやVESAマウンタ、USBポートを増設できる。
主な仕様は、チップセットがIntel H110、対応CPUが第6世代Core i3/i5/i7、およびPentium、Celeron。メモリはDDR4 SO-DIMM×2で、速度は2,133MHz、容量は最大32GB。ストレージインターフェイスはM.2 Type-2280(PCI Express x4 3.0接続)、およびSATA 6Gbps×2。拡張スロットはM.2 Type-2230(Key E、Wi-Fiモジュール向け)。
インターフェイスはUSB 3.0×3(うち1基はType-C)、USB 2.0、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。
本体サイズは80×155×155(幅×奥行き×高さ、縦置き時)。電源は120WのACアダプタ。
