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ファーウェイ、厚さ6.9mmで約640gのWindows 10搭載12型2in1を国内発売

~Core m搭載、ペン入力対応。税別約7万円から

MateBookとアクセサリ

 華為技術日本株式会社(以下ファーウェイ・ジャパン)は、Windows 10搭載の12型2in1「MateBook」を、7月15日より国内で発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予測価格は69,800円から。

 MateBookは、ワールドワイドではMWC 2016に合わせ2月に発表(Huawei、同社初のWindows 10タブレット「MateBook」を発表)されていた製品で、Huawei初のWindows搭載デバイスとなる。

 同社の持つスマートフォンで培ったノウハウを活かし、筐体にアルミニウムを採用することで、厚さ6.9mm、重量約640gの薄型軽量設計を実現。Windows Hello対応の指紋センサーを側面に備えており、ワンタッチでアンロックが可能となっている。

 CPUには第6世代Core mプロセッサを採用し、ファンレスながら高い性能を謳う。搭載CPUやメモリ容量、ストレージの違いで複数モデルが用意される。主な仕様と価格は以下の通り。

仕様一般向け法人向け
モデルM3モデルM5モデルM3モデルM5モデル
OSWindows 10 HomeWindows 10 Pro
CPUCore m3-6Y30Core m5-6Y54Core m3-6Y30Core m5-6Y54
メモリ4GB8GB4GB
ストレージ128GB256GB128GB
税別店頭予想価格69,800円98,800円109,800円86,800円108,800円

 ディスプレイは12型で、NTSC比85%の高色域、最大輝度400cd/平方mのIPS液晶パネルを採用。解像度は2,160×1,440ドットで、アスペクト比を3:2としたことで、文章の閲覧に適しているとする。

 インターフェイスは共通で、USB 3.0 Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、500万画素Webカメラ、デュアルマイク、Dolby Audio Premiumステレオスピーカー、ヘッドフォンジャックを搭載。加速度/照度/ジャイロ/指紋認証/ホールセンサーも備える。

 バッテリはリチウム電池で、連続駆動時間は9時間。付属のスマートチャージャーにより、2.5時間で満充電を実現するとしている。

 本体サイズは278.8×194.1×6.9mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約640g。本体色はゴールドとグレーの全2色。

 オプションとして、ケース兼用のキーボード「MateBookキーボード」と、USB Type-C接続のドック「MateDock」を用意。税別店頭予想価格はそれぞれ14,800円、9,800円。

 MateBookキーボードは、1.5mmのキーストロークとクリック感のあるスイッチを採用。キートップは人間工学に基づいた曲面加工が為されており、ミスタイプを防ぐとしている。色はブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの全4色。

 MateDockは、USB 3.0やHDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Ethernetを備えたドック。色はMateBookキーボードと同じ全4色となる。

 加えて、ワコムの技術を採用し、2,048段階の筆圧検知に対応したスタイラスペン「MatePen」も発売される。税別店頭予想価格は7,800円。MatePenは、通常のスタイラスペンとしてだけでなく、プレゼンテーション時に有用なレーザーポインタ機能、スライドの送り/戻しボタンを備える。

【お詫びと訂正】記事初出時に記載していたディスプレイサイズに誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。

薄型筐体
MateBookキーボード
MateDock
MatePenはレーザーポインタ機能も搭載