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日本Shuttle、Skylake対応キューブタイプベアボーン2種
2016年6月10日 15:05
日本Shuttle株式会社は、Intelの第6世代プロセッサに対応したキューブタイプのベアボーンPCを2機種発売した。価格はH170チップセット採用の「SH170R8」が33,300円前後、H110チップセットの「SH110R4」は30,400円前後。
SH170R8は、TDP 95WまでのCPUを搭載可能な独自クーラー「Integrated Cooling Engine(I.C.E.2)」を備え、ハイエンドCPUのCore i7-6700Kも搭載可能。ただし、搭載チップセットの都合上、倍率ロックを利用したオーバークロックはできない。
新設計の3.5インチシャドウベイを採用し、最大4台のHDDを搭載可能。変換マウンタを使うことで2.5インチドライブを装着することもできる。本ベイは前面ファンのすぐ後ろに配置してあるため、高い冷却効果を期待できるという。5インチベイおよび3.5インチベイは非搭載。
拡張スロットはPCI Express x16と同x4、Mini PCI Express(ハーフサイズ)の3種類を実装。同x4スロットはエッジフリーのため、x8などの拡張カードを装着できる。本ケースはMini-ITXフォームファクタを採用しており、将来的にマザーボードを交換してのアップグレードを可能としている。
搭載インターフェイスは、DDR4スロット×4、SATA 6Gbps×4、M.2 Type 2280(PCI Express/SATA接続)、eSATA、USB 3.0×8、DisplayPort×2、HDMI、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備。搭載電源は300W(80PLUS Bronze)。
本体サイズは216×332×198mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。
H110チップセットを搭載するSH110R4はSH170R8と違い、5インチベイを装備。そのほか、3.5インチシャドウベイを2基備えている。拡張スロットはPCI Express x16と同x1の2種類となる。
搭載インターフェイスは、DDR4スロット×2、SATA 6Gbps×3、M.2 Type 2280(PCI Express/SATA接続)、M.2 Type 2230(同)、USB 3.0×4、USB 2.0×4、DisplayPort、HDMI、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備。電源は300W(80PLUS Bronze)。
本体サイズは208×323×196mm(同)、重量は3.4kg。