東芝「dynabook Qosmio T851/D8CR」
~世界初の2D/3D同時表示に対応したグラスレス3Dノート



東芝「dynabook Qosmio T851/D8CR」

発売中

価格:オープンプライス(実売19万円前後)



 東芝から登場した「dynabook Qosmio T851/D8CR」は、3Dメガネを使わず裸眼で3D立体視が可能なノートPCである。東芝は、3D立体視に積極的に取り組んでおり、業界に先駆けて裸眼3D立体視が可能なTV「グラスレス3Dレグザ」を発売したことも記憶に新しい。

 裸眼で3D立体視が可能なPCとしては、富士通の「FMV ESPRIMO FH99/CM」がすでに発売されているが、FMV ESPRIMO FH99/CMの場合、3D表示を行なうには、液晶画面に3Dコンバージョンパネルと呼ばれる特殊なパネルをはめ込む必要があり、やや面倒であった(3D立体視での表示後に通常の2D表示を行なう際には、また3Dコンバージョンパネルを外さなくてはならない)。

 それに対し、dynabook Qosmio T851/D8CR(以下、Qosmio T851)は、液晶表面に電気的に制御が可能なアクティブレンズを搭載することで、そうした特殊なパネルをはめ込んだり、外したりすることなく、3D表示と2D表示を切り替えられることがウリだ。さらに、FMV ESPRIMO FH99/CMでは全体が3D表示になるが、Qosmio T851では、画面の一部のみ3D表示、それ以外は2D表示という2D/3D同時表示が可能だ。特定のウィンドウのみ3D表示にすることができるので、3D映像を見ながら、メールチェックをしたり、Webブラウズをするといったことが可能になる。一般に販売されているコンシューマ向けノートPCで、2Dと3Dを同時にウィンドウ表示が可能な製品は、世界初だという。

 本製品は2011年4月20日に発表されたが、発売は7月下旬とアナウンスされていた。その予定通り、7月29日から販売が開始されている。今回は、そのQosmio T851を試用する機会を得たのでレビューしていきたい。

●単体GPUや映像専用エンジンを搭載するなどハイスペック

 Qosmio T851のボディデザインは、他のdynabook Qosimioシリーズと同じく、角が丸みを帯びたオーソドックスなものだ。ボディカラーは鮮やかなシャイニーレッドで、上面には細かなテクスチャが施されている。サイズは、387.6×266.8×31.1~36.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.3kgである。

 CPUとしては、Core i5-2410M(2.30GHz)を搭載。デュアルコアだが、Hyper-Threadingテクノロジーにより、最大4スレッドの同時実行が可能だ。また、Turbo Boostテクノロジーを搭載しており、動作クロックは最大2.90GHzまで向上する。メモリは標準で8GB実装されている。最大メモリ容量は8GBとされており、それ以上の増設はできないが、8GBあれば十分であろう。HDD容量は750GBであり、ノートPCとしては大容量だ。Core i5-2410Mは、GPUが統合されているが、Qosmio T851では、単体GPUのNVIDIA GeForce GT 540Mを搭載しており、より高い描画性能を実現している。光学ドライブとしては、最新のBDXL規格に対応したBlu-ray Discドライブを搭載する。

 TV機能も充実しており、地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナを2系統搭載。2番組同時録画や裏番組録画も可能だ。なお、B-CASカードは、従来のクレジットカードサイズのものではなく、小型のminiB-CASカードが採用されている。さらに、東芝独自の映像専用エンジン「SpursEngine」を搭載しており、超解像技術や高速動画変換などを利用できる。

 Qosmio T851は、AV機能を重視したdynabook Qosmioシリーズの中でもハイエンドに位置する製品だけあり、PCとしての基本性能も高い。

dynabook Qosmio T851/D8CRの上面。ボディカラーは鮮やかなシャイニーレッドで、細かなテクスチャが施されている「DOS/V POWER REPORT」誌とdynabook Qosmio T851/D8CRのサイズ比較。dynabook Qosmio T851/D8CRのほうが奥行きで50.9mm、横幅で108.2mmほど大きい
dynabook Qosmio T851/D8CRの底面。中央部にメモリスロットのカバーが、右下にHDDベイのカバーがあるメモリスロットのカバーとHDDベイのカバーを外したところ
メモリスロットとして、SO-DIMMスロットが2基用意されている。標準で4GB SO-DIMMが2枚装着されており、メモリ容量は8GBとなる。最大メモリ容量は8GBであり、最初から最大容量が装着されていることになるHDDベイのカバーを外すと、HDDにアクセスできる。HDD容量は750GBと大きい光学ドライブとして、右側面にBDXL対応Blu-ray Discドライブが搭載されている
バッテリを外すとminiB-CASスロットが現れるminiB-CASスロットにminiB-CASカードを途中まで挿入したところminiB-CASスロットにminiB-CASカードを最後まで挿入したところ

●15.6型ワイドのフルHD対応液晶を搭載

 液晶は15.6型ワイドで、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD対応である。光沢タイプの液晶で、外光がやや映り込みやすいが、発色は鮮やかで輝度も高い。液晶パネルの前面にアクティブレンズが設けられているが、画質への影響は特に感じられない。液晶上部には、約100万画素のWebカメラが搭載されている。このWebカメラは、ビデオチャットなどに利用できるほか、3D表示時に視聴者の顔を追尾して最適な視差を実現する「フェイストラッキング」にも使われる。

 キーボードはテンキーを含む全109キーで、キーピッチは19mm、キーストロークは2.5mmと余裕がある。キー配列も標準的で、快適にタイピングが可能だ。ただし、Enterキーの幅が狭く、やや小さいことが気になった。ポインティングデバイスとしては、タッチパッドを搭載する。パッドの上に、タッチパッドオン/オフボタンが用意されており、ワンタッチでタッチパッドの有効/無効を切り替えられるのも便利だ。タッチパッドの上辺には白色LEDがあり、タッチパッド有効時に点灯する。キーボード右上には、3Dボタンやecoボタン、オーディオボタンなどのワンタッチ操作ボタンが用意されている。ワンタッチ操作ボタンは、LEDが内蔵されたタッチボタンになっており、有効時には点灯する。また、光学式ワイヤレスマウスと赤外線方式リモコンが付属しているので、離れた場所からでも操作できる。

液晶は15.6型ワイドで、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD対応だ。光沢タイプの液晶で、外光の映り込みがやや気になることがあるが、発色は鮮やかで、2D表示時の表示品位は良好だ液晶上部には、約100万画素のWebカメラが搭載されており、ビデオチャットなどに利用できるほか、視聴者の顔を追尾する「フェイストラッキング」にも使われる
キーボードは全109キーで、テンキーも備えている。キーピッチは19mm、キーストロークは2.5mmと余裕があり、快適にタイピングが可能だ。配列も標準的だが、Enterキーがやや小さいのが気になるポインティングデバイスとして、タッチパッドを搭載。パッドの上には、タッチパッドオン/オフボタンが用意されており、ワンタッチでパッドの有効/無効の切り替えが可能。タッチパッド有効時は、パッドの上辺が白く点灯する
キーボード右上に、3Dボタンやecoボタン、オーディオボタンなどのワンタッチ操作ボタンが用意されている光学式ワイヤレスマウスが付属する赤外線方式のリモコンも付属。AV機能などの操作を離れた場所から家電感覚で行なえるので便利だ

●音質に定評のあるharman/kardon製ステレオスピーカーを搭載

 インターフェイスも充実しており、USB 3.0とUSB 2.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernetなどを備えるほか、SDHCメモリーカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardに対応するブリッジメディアスロットを搭載する。また、AVノートPCらしくサウンドにもこだわっており、音質に定評のあるharman/kardon製ステレオスピーカーを搭載している。

 ワイヤレス機能については、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LAN機能とBluetooth 3.0+HSをサポートしている。ワイヤレス機能をオン/オフするためのワイヤレススイッチも、ワンタッチ操作ボタンの1つとして用意されている。

 バッテリは、10.8V/48Whの6セル仕様で、公称約2.9時間の駆動が可能だ。駆動時間は短めだが、モバイル向けの製品ではないので、特に問題はないだろう。実際に、バッテリベンチマークソフトの「BBench」(海人氏作)を利用し、1分ごとに無線LAN経由でのWebアクセス、10秒ごとにキー入力を行なう設定でバッテリ駆動時間を計測したところ、2時間39分の駆動が可能であった。ACアダプタはかなり大きいが、こちらも主に据え置きで使う本製品では弱点とはいえない。

左側面には、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0、USB 3.0、HDMI出力が用意されている右側面には、マイク入力、ヘッドフォン出力、USB 2.0×2が用意されている
前面には、ブリッジメディアスロットとリモコン受光窓が用意されているブリッジメディアスロットとリモコン受光窓のアップ。ブリッジメディアスロットでは、SDHCメモリーカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardの読み書きが可能背面には、アンテナ入力と有線LAN、電源コネクタが用意されている
CDケース(左)とバッテリのサイズ比較。バッテリは、10.8V/48Whの6セル仕様だACアダプタのサイズはかなり大きめだが、携帯性を重視した製品ではないので、特に問題はないだろうCDケース(左)とACアダプタのサイズ比較

●顔を追尾して見やすい3D表示を実現

 Qosmio T851の最大のウリが、3Dメガネをかけずに3D表示が可能で、しかも2Dと3Dの同時表示にも対応していることだ。Qosmio T851で3D表示を行なうには、Blu-ray/DVDプレイヤーソフト「TOSHIBA Blu-ray Disc Player」か、AV統合ソフト「Qosmio AV Center」を利用する。

 前者は、Blu-ray 3Dタイトルの3D表示はもちろん、DVDや動画ファイルなどの2D映像を3D変換して表示することが可能だ(ただし、2D映像のBDを3D変換することはできない)。後者は、BS11などの3DTV放送の3D表示や、一般の2D映像のTV放送を3D変換して表示できる。

 これらのアプリを起動すると、自動的にフェイストラッキングを行なうための「SuperD Face Tracking」も起動し、Webカメラの前にいる人の顔の向きや位置を認識する。TOSHIBA Blu-ray Disc PlayerやQosmio AV Centerには2D→3D変換機能が用意されており、ワンタッチ操作ボタンの3Dボタンを押すことで、2D→3D変換機能が有効になる。

 3D表示の品質だが、偏光方式の一種なので、3D表示時には実効的な解像度が半分になる。Qosmio T851の場合、右眼用の映像と左眼用の映像を左右に並べているため、縦方向の解像度はそのままだが、横方法の解像度が半分になる。フェイストラッキングにより顔位置を似認して、最適な視差を実現するため、画面の正面から少しずれた場所から見ても、十分に立体感が味わえる。アクティブシャッター方式に比べると、3Dの飛び出し感や没入感はやや弱いが、ニンテンドー3DSの3D表示に似た感じで、長時間見ていても目の疲れが少ない。動画のウィンドウのみ3D表示で、その他は2Dで表示されるのもなかなか面白い。もちろん、動画ウィンドウを最大化すれば、全画面3D表示になる。

 Blu-ray 3Dタイトルや3D放送などの3Dコンテンツなら、はっきりした立体感が得られるが、DVDや動画ファイル、通常のTV放送などの2Dコンテンツの3D変換でも、良好な立体感が得られた。Qosmio T851は、2D→3D変換アルゴリズムもかなり優れているといえるだろう。

TOSHIBA Blu-ray Disc Playerを起動すると、自動的にフェイストラッキングを行なう「SuperD Face Tracking」も起動し、視聴者の顔の位置を認識するTOSHIBA Blu-ray Disc Playerで、2Dの動画ファイルを再生しているところ
2Dの動画ファイルを3D変換して表示させていることろ。動画のウィンドウ内だけ3D表示になる(画面を撮影しても3Dには見えないが)3D表示時の画面をキャプチャしたところ。液晶パネルには、サイドバイサイド方式で右眼用と左眼用の映像が表示され、アクティブレンズによって左眼と右眼に割り振る仕組みだ

●SpursEngineを利用した高速アップコンバートが可能

 また、映像エンジンSpursEngineを利用するソフトとして、「超解像技術<レゾリューションプラス>」や「顔deナビ」、「東芝グラフィカルビデオライブラリ」などのアプリがプリインストールされている。東芝グラフィカルビデオライブラリでは、動画ファイルの高速アップコンバートや顔の検出やシーンサムネイルの抽出などによるインデクシングが可能だ。なお、東芝グラフィカルビデオライブラリの対応フォーマットは、拡張子が.drv-ms、.mpg、.mp4、.wtvのものである。

SpursEngineに対応した東芝グラフィカルビデオライブラリ。動画を選んで、アップコンバートやインデクシングなどが可能アップコンバートでは、動画ファイルをMPEG-2形式またはMP4(H.264)形式に変換できる

●単体GPU搭載でグラフィックス性能が高い

 参考のためにベンチマークテストを行なってみた。利用したベンチマークプログラムは「PCMark05」、「PCMarkVantage」、「PCMark 7」、「3DMark03」、「FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3」、「ストリーム出力テスト for 地デジ」、「CrystalDiskMark」だ。

 比較用として、日本HP「HP Pavilion g6-1100AU」、レノボ「IdeaPad Y570」、ソニー「VAIO Z VPCZ21AJ」、NEC「LaVie S LS550/ES」、富士通「LIFEBOOK SH76/C」の値も掲載した。

 dynabook Qosmio T851/D8CRHP Pavilion g6-1100AUIdeaPad Y570VAIO Z VPCZ21AJ
(Power Media Dock接続時)
VAIO Z VPCZ21AJLaVie S LS550/ESLIFEBOOK SH76/C
CPUCore i5-2410M (2.3GHz)AMD A4-3300M (1.9GHz)Core i7-2630QM (2GHz)Core i7-2620M (2.7GHz)Core i7-2620M (2.7GHz)Core i5-2410M (2.3GHz)Core i5-2520M (2.5GHz)
ビデオチップGeForce GT 540MRadeon HD 6480GGeForce GT 555MRadeon HD 6550MIntel HD Graphics 3000Intel HD Graphics 3000Intel HD Graphics 3000
PCMark05
PCMarksN/AN/AN/AN/AN/AN/A7584
CPU Score8087473392689882986977099211
Memory Score69653878896495591054785889846
Graphics Score7241405581574594486145805288
HDD Score4845564617644544555111156165676
PCMark Vantage 64bit
PCMark Score515736769886110291108957367188
Memories Score4261244753377653659940884263
TV and Movie Score4010244054954969577142714594
Gaming Score590229871011413103994244094864
Music Score5127374610463146421503563946784
Communications Score503538868129125991257563059615
Productivity Score3016310181258809876931175241
HDD Score307731909964282082747336693593
PCMark Vantage 32bit
PCMark Score498936049284101961039753176864
Memories Score4104250751867278634839024081
TV and Movie Score3945244354424998577842974509
Gaming Score50232530895811197882141214078
Music Score518337439545134181392758846308
Communications Score499237687469124471227962188840
Productivity Score2732314574278041792729014807
HDD Score305931519948280582718836623658
PCMark 7
PCMark score18301335未計測未計測未計測未計測未計測
Lightweight score16251308未計測未計測未計測未計測未計測
Productivity score1110894未計測未計測未計測未計測未計測
Creativity score22031558未計測未計測未計測未計測未計測
Entertainment score21201336未計測未計測未計測未計測未計測
Computation score27031321未計測未計測未計測未計測未計測
System storage score13381383未計測未計測未計測未計測未計測
3DMark03
1,024×768ドット32bitカラー(3Dmarks)203569545235711885911249932511005
CPU Score2085116619881268174615331402
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3
HIGH7915417377065630401435863850
LOW10464637487918293589852735568
ストリーム出力テスト for 地デジ
DP10091.7799.97100100100100
HP10010099.97100100100100
SP/LP10099.9710010010099.9799.97
LLP10099.9710010010010099.97
DP(CPU負荷)1559825121413
HP(CPU負荷)829811786
SP/LP(CPU負荷)61876554
LLP(CPU負荷)51364443
CrystalDiskMark 2.2
シーケンシャルリード87.06MB/s77.49MB/s90.73MB/s841.2MB/s837.3MB/s88.69MB/s71.50MB/s
シーケンシャルライト84.58MB/s58.42MB/s86.12MB/s278.3MB/s311.5MB/s89.30MB/s72.73MB/s
512Kランダムリード34.82MB/s15.79MB/s36.70MB/s603.6MB/s599.4MB/s35.77MB/s36.46MB/s
512Kランダムライト25.79MB/s36.53MB/s49.21MB/s309.7MB/s307.8MB/s55.99MB/s63.73MB/s
4Kランダムリード0.424MB/s0.371MB/s0.504MB/s19.67MB/s19.47MB/s0.456MB/s0.558MB/s
4Kランダムライト0.939MB/s1.295MB/s1.320MB/s45.66MB/s45.75MB/s0.847MB/s1.149MB/s
BBench
Sバッテリ(標準バッテリ)2時間39分5時間19分5時間34分N/A5時間43分2時間10分5時間57分
LバッテリなしなしなしN/A11時間12分なし未計測

 PCMark05のCPU Scoreは、他のCore i5搭載機とほぼ同じだが、単体GPUのGeForce GT 540Mを搭載しているため、Graphics Scoreは単体GPUを搭載してない製品に比べて高い。3D描画性能を計測する3DMark03やFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3のスコアも同様の結果だ。そこで、ゲームベンチの「ストリートファイターIVベンチマーク」(1,280×720ドットで計測)と「バイオハザード5ベンチマーク」(1,280×720ドット、ベンチマークテストBで計測)を計測したところ、ストリートファイターIVベンチマークの結果は111.84fps、バイオハザード5ベンチマークの結果は50.4fpsと、なかなか好成績であった。解像度を1,280×720ドット程度に落とせば、最近のゲームでもプレイできそうだ。

●ながら3D視聴を楽しみたい人にお勧め

 Qosmio T851は、世界で初めて2D/3D同時表示を実現したグラスレス3DノートPCであり、TV放送や動画ファイルなどを3D表示しながら、その他のウィンドウでは、2Dのままネットサーフィンなどが行なえることが魅力だ。単体GPUやBDXL対応Blu-ray Discドライブ、ダブル3波デジタルチューナを搭載するなど、機能も充実している。3D表示にフェイストラッキングを利用しているので、複数人で同時に3D表示を楽しむには向いていないが、1人で気軽に3D表示を楽しみたいという人にお勧めだ。

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(2011年 8月 24日)

[Text by 石井 英男]