Brule「Viliv S5」
〜重量約410gを実現したGPS内蔵のAtom搭載UMPC




 ネットブックが人気だが、ネットブックが登場するより前(2006年春頃)に、マイクロソフトは、小型で安価なPCを実現するプラットフォームとして、コードネーム「Origami」と呼ばれるプロジェクトを提唱したことがある。典型的なOrigami準拠の製品は、キーボードを持たず、7型前後のタッチパネル付きディスプレイを備えていた。これらはUMPCと呼ばれたが、当時は低消費電力CPUなどの技術がまだ未成熟であり、バッテリ駆動時間が短かったことや、重量も800g〜900gと比較的重かったこともあり、普及するにはいたらなかった。

 その後、Intelが、ネットブック/ネットトップ、およびより小型のデバイス(UMPCやMID)向けにAtomを投入し、ウィルコムの「WILLCOM D4」などのUMPCが登場したが、こちらも日本ではあまり成功したとは言い難かった。しかし、韓国では、UMPCに力を入れているメーカーがいくつかあり、製品開発を続けていた。今回取り上げる「Viliv S5」は、韓国Vilivが開発したUMPCであり、昨年のIDF 2008などで展示され、話題を呼んでいた。Viliv S5は、完成度の高いUMPCであり、韓国や香港、アメリカではすでに発売が開始されたが、初期出荷分が数時間で売り切れてしまうほどの人気を博している。

 日本では、BRULEが正規代理店となり、Viliv S5シリーズの販売を行なうことがアナウンスされており、予約が8日より開始される(出荷開始は8月10日の予定)。BRULEは、これまでもOQOやEverun、Everun Noteなどの海外製UMPCを日本語化して販売しており、海外製UMPCが欲しいが、個人輸入するのはハードルが高いという人にとって、非常にありがたい存在である。今回、Viliv S5の32GB SSDモデル(Premium-SSD 32)を試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。ただし、今回試用したのは試作機であり、製品版とは細部や性能が異なる可能性がある。

●コンパクトで軽く、質感も高い

 Viliv S5は、内蔵ストレージの違いによって、1.8インチ60GB HDDモデル、32GB SSDモデル、64GB SSDモデルの3モデルが用意されているが、それ以外のスペックは共通である。サイズは154×84×24.4mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はHDDモデルが約436g、SSDモデルが約410gだ。身近なモノで比較すると、官製葉書が100×148mmなので、フットプリントは葉書をさらにスリムにした感じだ。ちなみに、標準バッテリ装着時のWILLCOM D4のサイズが188×84×25.9mm(同)、重量が約460gなので、Viliv S5のほうがコンパクトで軽い。筐体はプラスチック製だが、質感は高く、安っぽい印象は受けない。ただし、裏面に装着されるバッテリの表面がゴムのような柔らかい塗装仕上げになっているので、筆者のような汗をかきやすい人間が触ると、汗や指紋がやや目立つ。

 さすがにiPhoneのようなスマートフォンと比べると大きくて重いが、Windows XPが動作するUMPCとしては、トップクラスの携帯性を実現しているといえる。キーボードは搭載していないため、タッチパネルやバーチャルキーボードを使って操作することになるが、片手でも楽に支えられるサイズと重さなので、使い勝手は良好だ。

Viliv S5の化粧箱。女性の写真を大きく載せているのが印象的だ Viliv S5の上面。コンパクトにまとまっており、質感もよい Viliv S5(左)とiPhone 3G(右)とのサイズ比較。さすがにスマートフォンと比べると大きい
Viliv S5の上にiPhone 3Gを重ねたところ 長3封筒の上にViliv S5を重ねたところ。長3封筒はほぼVAIO type Pと同じフットプリントだ 裏面には薄型のリチウムポリマーバッテリが装着されている
バッテリを外したところ バッテリ込みの重量を計測したところ、実測で395gとなった。試作機のためか、公称よりも多少軽くなっている

●基本スペックはネットブックに近い

 次は、PCとしての基本スペックを見てみよう。CPUとしてIntelのAtom Z520(1.33GHz)を、チップセットとしてはグラフィックス機能統合型のIntel US15Wを搭載する。メモリは1GB固定で、増設はできない。スペック的には、ソニーのVAIO type PのWindows XP搭載店頭モデル「VGN-P50」とほぼ同じだ。ネットブックで一般的なAtom N270/280+Intel 945GSEに比べると、CPU性能と描画性能は多少落ちるが、試用したのがSSDモデルということもあってか、動作はスペックから予想されるよりも格段に快適であった。ストレージは、前述したように60GB HDD/32GB SSD/64GB SSDから選択できる。

 OSとしては、Windows XP Home Editionを搭載。もちろん、BRULE扱いの製品では、日本語版OSがプリインストールされている。

●タッチパネルとバーチャルキーボードで操作を行なう

 Viliv S5は、タッチパネル液晶を搭載している。サイズは4.8型ワイドで、解像度は1,024×600ドットである。解像度は一般的なネットブックやWILLCOM D4と同じで、縦方向がやや狭いが、実用的な広さだ。もちろん、ドットピッチはかなり狭くなるが、PDAやスマートフォンと同じような感覚で手に持って使うのなら、視認性も十分だ。タッチパネルは感圧式で、指先やスタイラスなどで操作が可能だ。タッチパネルの精度も十分高い。なお、本体にスタイラスを内蔵するスペースは用意されていないが、スタイラスとして使えるハンドストラップが付属している。本体右下には、ストラップホールが用意されており、ストラップを通して固定できる。

 液晶左側には、ジョグボタンとメニューボタン、赤外線受光部が、液晶右側には、OKボタン、右クリックボタン、ショートカットボタンが用意されている。ジョグボタンは、上下左右のカーソルキーの役割と、マウスの役割を両方果たすようになっており、MENUボタンの長押しでカーソルキーモードとマウスモードの切り替えが可能だ。また、ジョグボタンを垂直に押し込むことで、TABキーの代わりとなる。本体上面には、ヘッドフォン端子やボリュームボタンが用意されており、MENUボタンを押しながら、ボリュームボタンを操作することで、液晶バックライトの輝度を調整できる。また、液晶左右には、ステレオスピーカーが搭載されており、サウンド再生を楽しめる。

 ショートカットボタンには、任意の機能を割り当てることが可能だが、デフォルトでは、バーチャルキーボードの有効/無効が割り当てられている。バーチャルキーボードは半透明表示されるが、中央部分が空いており、本体を両手で持って、両親指で操作しやすいようにデザインされている。また、バーチャルキーボードをタッチすると本体が振動して、キーが押されたことを伝える、ハプティクス機能を備えていることも特徴だ。タッチしても反応が返ってこない通常のバーチャルキーボードに比べて、タイプミスを減らすことができる。

液晶は4.8型ワイドで、解像度は1,024×600ドットだ。表面は光沢タイプだが、タッチパネルが装着されているので、ややコントラストが低い スタイラス付きハンドストラップが付属している 本体右下にストラップホールが用意されており、ストラップを付けられる
ストラップのスタイラスで操作を行なっているところ 液晶左側には、ジョグボタンとメニューボタン、赤外線受光部が用意されている 液晶右側には、OKボタンと右クリックボタン、ショートカットボタンが用意されている
本体上面には、ボリュームボタンとヘッドフォン端子が用意されている。なお、DMB ANTENNAは、韓国のデジタルTV放送用アンテナのことで、日本で販売されるモデルではDMBチューナやアンテナは搭載されていない インナーイヤータイプのヘッドフォンも付属する ショートカットボタンを押すと、バーチャルキーボードが表示される。バーチャルキーボードは半透明で、中央部分が空いている、

●外部ディスプレイへの出力も可能で、ワイヤレス機能も充実

 インターフェイスとして、本体左側面にマルチI/O端子とUSB 2.0、ミニUSBを搭載している。マルチI/O端子に、オプションのVGAケーブルやTV出力用ケーブルを接続することで、外部ディスプレイへの出力が可能になる。USB 2.0ポートには、USBデバイスを接続することができる。USBキーボードやマウスを接続してみたが、問題なく動作した。小型のUSBキーボードと組み合わせて使うのもお勧めだ。

 ミニUSBは、Viliv S5をPCの外付けストレージとして使うための端子だ。ただし、Viliv S5がマスストレージクラスとして認識されるわけではなく、PCの外付けストレージとして使うためには、PC側にインテルUSBクライアント・ホスト・ユーティリティをインストールする必要がある。本体右側面には、電源スイッチとバッテリ取り外し用ラッチが用意されているが、電源スイッチはロックスイッチも兼ねており、電源オンとは反対方向にスライドさせると、タッチパネルやボタンなどの操作にロックがかかる。

 ワイヤレス機能も充実しており、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能とBluetooth 2.0+EDRをサポートする。ワイヤレススイッチは用意されていないが、専用ユーティリティの「viliv Manager」によって、無線LAN機能やBluetooth機能のオンオフなどを行なえる。また、キューブ型のデザインを採用した、独自ランチャーソフト「Cube UI」もプリインストールされている。

左側面には、マルチI/O端子とUSB 2.0、ミニUSB 2.0が用意されている 右側面には、電源スイッチとバッテリ取り外し用ラッチが用意されている。電源スイッチを反対方向にスライドさせると、タッチパネルやボタンなどの操作にロックがかかる USB 2.0ポートにUSBキーボードを接続したところ
オプションのVGAケーブル。マルチI/O端子に接続することで、アナログRGB出力を利用できる VGAケーブルをマルチI/O端子に接続したところ オプションのTV出力用ケーブル。コンポジット出力(ビデオ出力)、S-Video出力、コンポーネント出力に対応する
専用ユーティリティの「viliv Mangvaer」。無線LAN機能やBluetooth機能のオンオフ、液晶バックライト輝度の変更、タッチパネルのキャリブレーションなどを行なうことができる 独自ランチャーの「Cube UI」。キューブ型のデザインで、キューブは左右に回転でき、合計180個のプログラムを登録できる

●高感度GPS「SiRF Star3」を内蔵

 GPS機能を標準搭載していることも、Viliv S5の魅力の1つだ。感度の高さで定評のあるGPSモジュール「SiRF Star3」を内蔵しており、Google EarthやMicrosoft Street、いつもNAVIなどのGPS対応アプリケーションを使うことで、地図上に現在地を表示したり、ポータブルナビとして利用することが可能になる。ただし、GPS対応アプリケーションは、プリインストールされていないので、別途用意する必要がある。ここでは、フリーソフトの「gpsVP」を利用してみたが、現在位置を精度よく測位でき、SiRF Star3の感度の高さが実感できた。

gpsVPを利用して、Google Mapの地図上に現在位置とトラッキングデータを表示させたところ gpsVPのGPS情報表示画面。7個の衛星からの電波を受信できている

●通常利用時で6時間の長時間駆動を実現

 バッテリ駆動時間が長いことも、Viliv S5の大きな魅力だ。バッテリは薄型のリチウムポリマーバッテリを採用している。バッテリの容量は非公開だが、電圧は3.7Vとなっており、1セルの大容量タイプを使っているようだ。通常利用時で最大6時間の駆動が可能とのことだが、実際にバッテリベンチマークソフトの「BBench」(海人氏作)を利用し、1分ごとにWebサイトへの無線LAN経由でのアクセス、10秒ごとにキー入力を行なう設定でバッテリ駆動時間を計測したところ、公称値を大幅に上回る9時間25分もの駆動が可能であった(電源設定は「ポータブル/ラップトップ」に設定し、バックライト輝度は中)。

 Atomの消費電力の低さは定評があるところだが、それにしても、無線LANを利用し続けながら、9時間以上も駆動できたことには驚かされた。SSDモデルであることも、駆動時間の長さに貢献したのかもしれないが、同じような構成のWILCOM D4やVAIO type Pと比べても、Viliv S5のバッテリ駆動時間の長さは驚異的である。Vilivの低消費電力設計の優秀さは、日本の大手メーカーにも決してひけをとらないといえる。ただし、Windows上で表示されるバッテリ残量が100%、90%、80%……というように10%刻みになっており、10%の次は0%になってしまうので、注意が必要だ。ACアダプタも小型で軽く、携帯性は良好だ。本体とACプラグが一体化されたタイプだが、ACプラグ部分を折りたたむことはできない。

Viliv S5のバッテリ。本体裏側をすべて覆う形になっている バッテリの裏側。3.7Vのリチウムポリマーバッテリを採用していることがわかる CDケース(左)とバッテリのサイズ比較
付属のACアダプタ。本体とACプラグが一体化されたタイプだが、ACプラグ部分を折りたたむことはできない CDケース(左)とACアダプタのサイズ比較 ACアダプタの重量を実測したところ、167gであった

●オプションのアクセサリ類も充実

 Viliv S5は、オプションのアクセサリ類も充実しており、さまざまな用途に対応できる。そこで、代表的なアクセサリも紹介しよう。外部出力用のVGAケーブルとTV出力用ケーブルについてはすでに紹介したが、それ以外にも、バッテリチャージャーやカーキットが用意されている。バッテリチャージャーはユニークな形状をしており、Viliv S5専用バッテリをスロットに差し込むことで充電が可能だ。

 なお、充電を行なう際には、ACアダプタをバッテリチャージャーに接続する必要がある(ACアダプタはバッテリチャージャーには付属していないので、別途購入するか、本体に付属するものを利用する)。カーキットは、車のシガープラグから本体に電源を供給するためのシガージャックアダプタと車載用ホルダーから構成されている。車載用ホルダーは、吸盤で強力に吸着して車と固定する仕組みで、内蔵GPSを活かして、Viliv S5をカーナビ代わりに使う際に便利だ。さらに、専用レザーケースも用意されている。専用レザーケースには、スタイラスペンも付属しており、Viliv S5をよりスマートに持ち歩いて利用できる。

オプションのバッテリチャージャー。UFOのようなユニークな形状をしている バッテリチャージャーで専用バッテリを充電しているところ カーキットに付属するシガージャックアダプタ。車のシガープラグから電源を供給できる
カーキットに付属する車載用ホルダー 車載用ホルダーにViliv S5を装着したところ。固く滑らかな材質の上なら、吸盤で強力に吸着する 専用レザーケース。Viliv S5の上面と裏面をカバーするようになっている
ヒンジ部分にスタイラスペンが収納されている 専用レザーケースを装着したところ。なかなかスタイリッシュだ

●ベンチ結果はスペック相応だが、実際の使用感は快適

 参考のためにベンチマークを計測してみた。利用したベンチマークプログラムは「PCMark05」、「3DMark03」、「FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3」、「ストリーム出力テスト for 地デジ」、「CrystalDiskMark」で、比較対照用にNEC「LaVie Light BL350/TA」、NEC「VersaPro UltraLite タイプVS」、日本HP「HP Mini 2140 Notebook PC」、デル「Inspiron Mini 10」の値も掲載した。

 Viliv S5は、3Dベンチマークソフトではエラーが出て計測できなかったが、試作機だったのでドライバのバージョンが古い可能性もある(もとより、US15Wの3D描画性能はかなり低いのだが)。PCMark05のCPU Scoreは、ほぼクロックから予想される値であった。また、CrystalDiskMarkの結果を見ると、NECのLaVie Light BL350/TAのCドライブ(SSD)よりはやや遅いが、LaVie Light BL350/TAのDドライブ(HDD)に比べると、リードが大きく上回っている。特に512Kランダムリードでは、HDDの2倍以上の転送速度を実現している。Viliv S5は、予想以上にOSの起動が高速で、動作も快適であったが、SSDのランダムリードの速さが効いているのであろう。また、前述したように、バッテリ駆動時間の長さは素晴らしい。

【表】Viliv S5のベンチマーク結果

Viliv S5 LaVie Light BL350/TA VersaPro UltraLite タイプVS HP Mini 2140 Notebook PC
(1,366×768ドット液晶)
Inspiron Mini 10
CPU Atom Z520(1.33GHz) Atom N280(1.66GHz) Atom Z540(1.86GHz) Atom N270(1.6GHz) Atom Z530(1.6GHz)
ビデオチップ US15W内蔵コア Intel 945GSE内蔵コア US15W内蔵コア Intel 945GSE内蔵コア US15W内蔵コア
PCMark05
PCMarks N/A N/A 1850 1566 N/A
CPU Score 1240 1521 1739 1482 1469
Memory Score 2005 2453 2456 2350 2233
Graphics Score N/A N/A 319 546 N/A
HDD Score 3204 8939 18226 5713 3819
3DMark03
1,024×768ドット32ビットカラー(3Dmarks) 計測不可 N/A(1,024×600ドットでは638) 445 718 計測不可
CPU Score 計測不可 N/A(1,024×600ドットでは240) 200 242 N/A(1,024×576ドットでは121)
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3
HIGH 計測不可 N/A 347 1010 N/A
LOW 計測不可 1459 550 1386 N/A
ストリーム出力テスト for 地デジ
DP 16.27 31.97 8.2 36.9 6.23
HP 6.9 88.2 31.2 75.97 10.4
SP/LP 98.87 99.37 99.93 99.97 99.53
LLP 99.87 99.93 99.97 99.97 99.93
DP(CPU負荷) 50 81 50 68 50
HP(CPU負荷) 45 80 53 68 47
SP/LP(CPU負荷) 40 64 42 42 37
LLP(CPU負荷) 26 38 34 32 26
CrystalDiskMark 2.2
シーケンシャルリード 71.55MB/s 83.31MB/s(Cドライブ)、56.50MB/s(Dドライブ) 107.4MB/s 未計測 未計測
シーケンシャルライト 34.11MB/s 40.39MB/s(Cドライブ)、54.63MB/s(Dドライブ) 112.4MB/s 未計測 未計測
512Kランダムリード 71.40MB/s 79.24MB/s(Cドライブ)、31.25MB/s(Dドライブ) 103.6MB/s 未計測 未計測
512Kランダムライト 23.45MB/s 29.44MB/s(Cドライブ)、31.23MB/s(Dドライブ) 102.8MB/s 未計測 未計測
4Kランダムリード 8.281MB/s 12.43MB/s(Cドライブ)、0.560MB/s(Dドライブ) 11.03MB/s 未計測 未計測
4Kランダムライト 1.181MB/s 1.928MB/s(Cドライブ)、1.551MB/s(Dドライブ) 10.36MB/s 未計測 未計測
BBench

9時間25分 7時間8分 未計測 未計測 未計測

●UMPCとしての完成度は高く、キャンペーン期間中に購入すればさらにお買い得

 Viliv S5は、UMPCの中でもトップクラスの携帯性と実用的に使える性能を両立させた製品であり、UMPCとしての完成度は非常に高い。バッテリ駆動時間が長いことも、大きな魅力だ。GPSを搭載しているので、ポータブルナビ代わりとして使うにもお勧めだ。

 標準価格は、60GB HDDモデルが69,800円、32GB SSDモデルが74,800円、64GB SSDモデルが84,800円だが、7月8日から7月27日まで、特別キャンペーンが実施され、60GB HDDモデルが59,800円、32GB SSDモデルが66,800円、64GB SSDモデルが76,800円で販売される。さらに、キャンペーン中の全購入者に、レザーケース、標準バッテリ、カーキットのオプションがプレゼントされる。プレゼントされるオプションは総額15,400円相当であり、とてもお買い得だ。

 UMPCは、ネットブックなどに比べると高いというのが相場であったが、キャンペーン価格なら決して高いとはいえない。コンパクトで軽いUMPCが欲しいという人には、有力な選択肢となるだろう。

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(2009年 7月 8日)

[Text by 石井 英男]

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