山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ

シリーズ初のフルモデルチェンジを果たした「Kindle Paperwhite (第10世代)」

~防水機能が追加されたスタンダードモデル

Kindle Paperwhite(第10世代)

 「Kindle Paperwhite(第10世代)」は、Amazon.co.jpが販売するE Ink電子ペーパー搭載の電子書籍端末「Kindle」シリーズのうち、売れ筋のスタンダードモデルに位置づけられる製品だ。

 Kindle Paperwhiteと言えば、Kindleが日本でサービスインした2012年に発売された、国内向けとしては第1号となる端末である。その後何度かモデルチェンジを繰り返して継続販売されてきたが、デザインそのものは2012年からほぼ変わっていない。

 本製品はそんなKindle Paperwhiteにとって、初のフルモデルチェンジとなる製品だ。

 6年ぶりのフルモデルチェンジだけに改良点は多岐にわたっており、目玉である防水機能の追加のほかにも、薄型軽量化、フロントライトの改良、ページ表示設定の見直しなど、細かいところまで手が加えられている。

 本稿ではWi-Fiモデル(8GB、広告なし)の市販品を用いて製品をチェックする。

 なおAmazonの表記ルールでは、製品の「世代」は原則として発売年ごとに付与されているため、本製品は「第10世代モデル」という扱いになり、これまで現行品だった2015年発売の第7世代モデルとの間に、第8世代、第9世代のモデルが存在しているわけではない。

 本稿では今回の第10世代を本製品、従来の第7世代(マンガモデル含む)を従来モデルと表記する。

筐体デザインの変更や防水機能の追加など変更点は多岐にわたる

 まずは従来モデル、および同じKindleファミリーとの比較から。

製品Kindle Paperwhite(第10世代)Kindle Paperwhite(第7世代)Kindle Oasis(第9世代)Kindle Voyage(第7世代)
発売月2018年11月2015年7月2017年10月2014年11月
画面サイズ/解像度6型/1,072×1,448×ドット(300ppi)7型/1,264×1,680ドット(300ppi)6型/1,080×1,440ドット(300ppi)
ディスプレイモノクロ16階調 E Ink電子ペーパー(Carta)
通信方式IEEE 802.11b/g/n
内蔵ストレージ約8GB(ユーザー使用可能領域:約6GB)/約32GB(ユーザー使用可能領域:約27GB)約4GB(同:約3.1GB)約8GB(同)/約32GB(同)約4GB
フロントライト内蔵内蔵(自動調整)
ページめくりタップ、スワイプタップ、スワイプ、ボタン
防水・防塵機能あり(IPX8規格準拠)-あり(IPX8規格準拠)-
バッテリ持続時間の目安数週間(明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用時)
サイズ(幅×奥行き×高さ)167×116×8.18mm169×117×9.1mm159×141×8.3mm162×117×7.6mm
重量約182g約206g約194g約180g
発売時価格(税込)13,980円(8GB、広告つき)/15,980円(8GB、広告なし)/15,980円(32GB、広告つき)/17,980円(32GB、広告なし)14,280円(キャンペーン情報つき)/16,280円(キャンペーン情報なし)33,980円(8GB、キャンペーン情報つき)/35,980円(8GB、キャンペーン情報なし)/36,980円(32GB、キャンペーン情報つき)/38,980円(32GB、キャンペーン情報なし)21,480円(キャンペーン情報つき)/23,480円(キャンペーン情報なし)
備考4Gモデルも存在3Gモデルも存在

 Kindle Paperwhite初のフルモデルチェンジとなる本製品は、さまざまな点で改良が加えられている。筐体は厚みが約1mm薄くなり、重量は約24g軽くなっている。

 突出して薄く軽いわけではないものの、分厚く重かった従来モデルに比べるとかなり緩和されている。数値だけを見るならば、かつてのページめくりボタン搭載モデル「Kindle Voyage」に近い印象だ。

 今回新しく追加されたのが防水機能だ。Kindle Oasisと同じIPX8準拠で、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないとされている。

 「真水」という条件があるため、現実的には風呂やプールサイドでの利用に限定されるだろうが、日常利用で画面にうっかり飲料などをこぼした場合も、この設計によって助かることはあるはずだ。のちほど詳しく見ていく。

 通信方式は2.4GHz帯のみ対応で、5GHz帯に対応しないのは従来と同じだが、3Gではなく4Gに対応したのが1つの変更点だ。筆者が購入したのはWi-Fiモデルゆえ、4Gの速度テストは行なえていないが、Kindleシリーズとしては4G対応は初ということで、この製品を今後長く売っていくことを想定した仕様だと言えるだろう。

 従来からの改善点の1つに、フロントライトのLEDが4個から5個に増えていることが挙げられる。

 実際に使ったかぎり、通常利用時はほとんど見分けがつかないが、フロントライトを頼りに暗所で読書する場合にムラのなさを実感するほか、上方から画面を覗き込んだ場合も、従来と違って光源が見えない。細かいが進化を感じるポイントだ。

 ちなみに本製品は、解像度はわずかに値が変化しているが、6型/300ppiという仕様に変更はない。充電コネクタは従来と同様にmicro Bを採用しており、それらの配置についても、従来モデルを踏襲している。

左が本製品、右が従来モデル(第7世代)。ベゼル幅は、画面下がわずかに短く、画面上は逆に長くなっている
背面。下部がすっきりしたことを除けば大きな変化はない。指紋は従来より明らかにつきにくくなっている
本体下部の比較。上が本製品、下が従来モデル。筐体デザインは変わっているがボタンなどの配置に変更はない
画面下のKindleロゴは印刷方式の違いでやや目立ちやすくなっている。Kindleはモデルチェンジのたびにこうした変化がよく起きる
左が本製品、右がKindle Voyage。左右ベゼル幅や画面下部のデザインやサイズが酷似している
左が本製品、右がKindle Oasis。6型と7型ということで画面サイズの違いは明らかだ
厚みの比較。いずれも左側が本製品で、右側は上段が従来モデル(第7世代)、中段がKindle Voyage、下段がKindle Oasis。薄型化したとはいえ他のモデルに比べるとまだまだである
フロントライトのLED数が増えたことでムラが減少した。左が本製品、右が従来モデルだが、暗い場所(下)はもちろん明るい場所(上)でも見えていた画面下の光源が、本製品では見えなくなっている

セットアップ手順、ホーム画面はやや宣伝臭が強め?

 パッケージは従来にない縦長薄型のデザインで、中箱を抜いてそこからさらに本体および付属品を取り出すという凝った仕組みを採用している。

 従来に比べてパッケージの体積が減っているのは、スリムさをアピールする目的よりも、おそらく輸送コストの削減など、同社側の都合が理由として大きいように感じられる。

パッケージは従来の化粧箱+スリーブから改められ、縦長薄型のデザインとなった
ミシン目に沿って開封する。Fireタブレットのパッケージに近い意匠だ
中箱ごと抜き取り、その側面から本体や付属品を抜き取るという凝った仕様。Kindleではおなじみ、樹木と人のシルエットの箔押しもみられる
同梱品一覧。白と黒の小冊子に加えてUSBケーブルが添付される。Fireタブレットと違いAC変換アダプタは同梱されないのは従来と同じ

 セットアップの流れ自体は従来と変わりがないが、読み放題(Kindle Unlimited)の案内に加えて、新たにスマホアプリの宣伝が挟まるなど、より一層宣伝色を強めている。

 とくに後者は、流れとはまったく関係ないところで表示されるため、ユーザを混乱させることに加えて、初心者のセットアップのハードルを上げている。あまり押しが強くなかった頃の製品を知っている側としては、あまりよい印象はない。

電源を入れてセットアップ開始。まずは言語を選択する
おなじみのオープニング画面。Kindle Oasisでマイナーチェンジされたデザインを受け継いでいる
「はじめましょう」の画面。前回のKindle Oasisと同様、列挙された特徴の中に防水機能への言及がないのは不思議だ
Wi-Fi設定の画面。このあと一覧が表示されるので使用するSSIDを選択する
パスワードを入力。パスワードをAmazonに保存する機能も利用できる
Amazon.co.jpで購入した場合はアカウントが自動的に表示される。量販店で購入した場合、また初期化して再セットアップを行なった場合は手動登録となる
新たに追加されたスマホアプリの宣伝画面。フロー内の表示位置、内容ともに理解に苦しむ
定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」の広告が表示される
SNSのアカウントの登録画面。共有機能を使わなければスキップしてかまわない
チュートリアルが数ページにわたって表示されたのち、ホーム画面が表示されればセットアップ完了

 ホーム画面は、後述する最新ソフトウェアによって、上下にスクロールできる仕様に改められている。下画面で表示されるのはストアの新刊、ベストセラー、ほしい物ランキングの上位にある本など、こちらも本を買わせるための施策の一環で、ややうんざりしてしまう。

 とはいえ、ホーム画面で何をすればよいかわからないユーザにとっては、情報量が多いと助かるケースはあるはずで、これはこれでアリかなとは思う。

 E Inkが苦手なスクロールを強いる設計はよくわからないが、不要であれば設定画面でオフにしておけばよい。

ホーム画面。右側にスクロールバーが表示されている。このほかツールバーへのテキストラベルの追加、右上バッテリのパーセンテージ表示の追加など、改良点は多岐にわたる
画面を下にスクロールさせると、ストアの新刊、ベストセラー、ほしい物ランキングの上位にある本などが表示される

見開き表示におけるページサイズは大画面スマホと同等

 では実際に使ってみよう。本製品は、スペックだけを見ると従来のKindle Voyageのページめくりボタンなしモデルのように見えるが、現物を手に持ってみると、丸みを帯びた背面周りのラインやラバー調の滑り止め加工が施された背面など、紛れもなくKindle Paperwhiteそのもので、デザインが鋭角的なKindle Voyageとは明らかに別物である。

 従来モデルとの違いとしては、画面とベゼルの間の段差がなくなったこと、また背面下部のデザインがシンプルになったことが挙げられる。

 防水対応である本製品は、水回りで使ったあとは水滴を拭き取る必要があるが、こうした場合にベゼルに段差がないことや、本体のデザインがシンプルであることには意味がある。

 興味深いのは、本体下部のベゼルの幅が狭くなった一方で、本体上部のベゼルの幅が逆に広くなり、下部とほとんど変わらなくなっていることだ。このことは、本体を90度回転させて横向きにした時に、違和感が少ないことを意味する。

筐体デザインは若干変更されたとはいえ、見た目は紛れもなくKindle Paperwhiteだ
上が本製品、下が従来モデル。ベゼルと画面の段差がなくなったのは大きな変化だ
斜め方向から見ると背面のデザインの違いがよく分かる。上が従来モデル、下が本製品
上下ベゼルの幅がほぼ等しくなったことで、横向きで持った状態での違和感もかなり少なくなった

 実際に本製品で見開き表示を行なうと、7型のKindle Oasisと比べると、さすがにページの小ささを実感するが、解像度が300ppiと高いので、極端に細かい文字を除けば十分に読み取れる。

 また昨今の大画面スマートフォン、たとえばiPhone XS Maxと比べても、ページサイズはほぼ同等だ。かなり実用レベルになった印象なので、本製品を入手したらぜひ試してほしい。

7型のKindle Oasis(右)との比較。さすがにサイズの差を痛感する
iPhone XS Max(右)との比較。ページサイズはほぼ同一なので、見開きで表示できる本製品のほうがコミックを読むには向いている。解像度はギリギリ合格点と言ったところ

 軽量化については、本製品はもともとE Ink端末としてはやや重く、今回も平均的な重量になっただけなので、それほど突出したインパクトはない。従来モデルのヘビーユーザーならば軽いと感じるだろうが、それ以外だとあまり実感はないだろう。デバイスの利用経験によって、大きく左右されそうなポイントだ。

 個人的に評価したいのは、背面のラバー塗装が、手の脂がつきにくい仕様に改められていることだ。見た目は変化がなく、手触りの違いも感じないが、しばらく触っていても手の脂がほとんどつかず、明らかに改良が施されている。

 従来モデルやKindle Voyageは非衛生的に感じられることが多かったので、清潔感の向上という意味で、地味に大きい改善と言える。

 ページめくりの速度については、実際に比べるかぎり、従来モデル、およびKindle Oasisとの差はほぼ感じない。Kindle Oasisについては、高速なページめくりを繰り返していると、まれに空振りすることがあるのだが、それは本製品も同じで、そうした意味では挙動面での差はない。

 詳しくは以下の動画でチェックしてほしい。

従来モデル(右側)とページめくり速度を比較した様子。タップ、スワイプともに差はほとんど感じない
Kindle Oasis(右側)とページめくり速度を比較した様子。こちらもタップ、スワイプともに差は感じない

表示設定の切り替えが容易に。容量を簡単に空けられる機能も追加

 本製品は、読書設定を中心に、表示機能に大幅な改良が加えられている。

 出荷直後の時点(ソフトウェア5.10.0.2)ではまだ対応しておらず、16日早朝に行なわれたアップデート(ソフトウェア5.10.1.2)でようやく対応したこの機能について、従来との違いを中心に見ていこう。

 まず、ページの表示まわりについては、フォントの種類やサイズ、行間や余白などの設定を「テーマ」として保存し、利用環境に応じて呼び出せる機能が追加された。

 上位のKindle Oasisではいち早く搭載されていた機能で、本製品にフィードバックされた格好だ。フォントの太さを5段階で調整できるオプションも追加されている。

 これらとは別に、4つのプリセットされたテーマ「コンパクト」、「標準」、「拡大」、「弱視」が搭載され、上記の保存済みテーマと同様に呼び出せるになった。いずれも不要であれば非表示にできる(弱視はデフォルトで非表示になっている)。

 要するに、利用シーンに合わせてワンタッチで設定を切り替えやすくなったわけだ。

左が本製品、右が従来モデル(第7世代)。従来は「Aa」というアイコンで表示されていたメニューが向かって左に移動し、「ページの表示」という名前に改められた
フォント設定。左が本製品、右が従来モデル(第7世代)。新しく「太字」メニューが追加されている。サイズ変更もスライダーに改められた
今回のリニューアルが初めてではないが、画面の向きを切り替えるメニューも追加されている
これら表示まわりの設定を「テーマ」として保存できる。プリセットされた表示設定は非表示にすることもできる
「太字」設定を調節した様子。向かって左(5段階の0)と、向かって右(5段階の5)とでは明らかに背景のフォントの太さが異なる

 それ以外の新機能としては、スリープ時にバッテリ消費を節約するバッテリセーバー機能や、本やドキュメント、サンプルなど種類を選択して削除するための専用画面、さらに最近使っていないコンテンツを期間指定で削除できる「クイッククラウド保存」など、Fireタブレットに近い機能も追加されている。とくに後者は、容量をすばやく空けるには便利だろう。

 海外では、Kindle Paperwhiteは、Bluetooth経由で音声読み上げが可能なことが売りになっているが、本製品は従来モデルと同様、この機能を使うためには言語をUSあるいはUKに変更しなくてはならず、日本語環境では利用できない。

バッテリセーバー機能。スリープ時にバッテリ消費を節約できる。具体的な数値については明示されていない
本やドキュメント、サンプルなど種類を選択して削除するための専用画面も用意されている。今回は試せていないがサンプルの一括削除に便利そうだ
最近使っていないコンテンツを期間指定で削除できる「クイッククラウド保存」。Fireタブレットでおなじみの機能だ
下段に「読書中に時計を表示」というオプションが加わった。オンにすると画面上部中央に常時時計が表示される
音声読み上げ「VoiceView」機能は日本語には対応しない
タッチスクリーンをオフにし、ページめくりをスワイプに限定できる不思議な機能も実装されている
白黒反転機能では、コンテンツだけではなくホーム画面なども含めて白黒を逆にできる。コミックの表紙は元のままというあたり、やみくもに反転させるのではなく、きちんと内容を考慮している印象だ

IPX8等級の防水機能は、Oasis同等で実用的

 ソフトウェア側の目玉機能が、読書設定まわりのリニューアルだとすれば、ハードウェア側の目玉機能は、防水機能の搭載だ。

 IPX8等級は、深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないというもので、風呂やプールサイドでの利用、また水がかかりやすい日常利用においては重宝する。

 ざっと確認したかぎりでは、防水まわりの挙動は同じIPX8対応のKindle Oasisとほぼ同じだ。水滴の付着状況によっては、意図せず拡大表示になったり、急にページの早送りモードになる場合があるが、画面を拭ってやればすぐに復帰する。

 水中では動作しないこと、また画面に付着している水滴が多いほど誤動作しやすいという2つの特徴だけ覚えておけば問題ないだろう。十分に実用的に使える印象だ。

 なお、どうしても水滴が付着した状態のままページを確実にめくる必要がある場合は、本製品ではなく、ページめくりボタンがついたKindle Oasisを選ぶことをおすすめする。

本製品で、水につけた状態と、さらに水から引き揚げた直後の状態で、スワイプによるページめくり操作を行なっている。水中では反応せず、また画面に大量の水滴が付着した状態では反応がおかしくなることがわかる
Kindle Oasisで同様のテストを行なった様子。こちらも挙動は大きく変わらず、まれに拡大表示になったり、早送りなどの誤動作が起こる点は同様。ただしOasisはページめくりボタンも使えるため、Paperwhiteよりも融通は効く

専用端末ならではの進化を遂げた1台。買い替えニーズにもおすすめ

 以上のように、ページめくりボタンこそないものの、スタンダードモデルながら防水機能を追加し、手堅くまとめてきた印象だ。

 容量も、昨年発売のKindle Oasisと同様、8GBモデルに加えて32GBモデルが用意され、読みたい本のタイプに合わせて選べるようになったのもプラスだ。

「この作品に出てくる本を表示する」というオプションが追加されている。具体的に何を指すのかは、今回の試用中にはわからなかった
お問い合わせページも新設された。文字入力がネックになりそうだが、専用の窓口があるのはありがたい

 近年、電子書籍の専用端末は、スマートフォンに押され市場規模が縮小しているとよく言われている。その点で今回のモデルは、見開き対応やテーマの切り替え、さらに防水機能の搭載など、スマートフォンと差別化できる機能を多数搭載しており、E Inkならではの画面の見やすさやバッテリの持ちの良さとあわせて、専用端末らしい1台に仕上がっている。

 そして、これだけの機能追加がありながら、価格は13,980円と、従来モデル並みに抑えられており、非常にリーズナブルな印象だ。今後セールなどで値引きがあれば、お買い得感はさらに増すだろう。

 新規購入はもちろん、過去のKindle Paperwhite、なかでも速度面で難があった2012年発売の第5世代モデルからの買い替えに、おすすめできそうだ。