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エプソン、約24ipmのA3ノビ対応ビジネスインクジェット2モデル

「PX-M7050F」
8月上旬 発売

価格:オープンプライス

 エプソンは、カラー/モノクロともに印字速度24ipmのA3ノビ対応ビジネスインクジェット複合機「PX-M7050F」と、プリンタ「PX-S7050」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ22万円台後半、5万円台後半の見込み。

 2014年2月に発表されたビジネスインクジェット製品の上位に当たる製品で、新開発のプリントヘッド「PrecisionCore」(プレシジョンコア)を採用。同社のインクジェット製品で最高速となるカラー/モノクロ印刷速度約24ipmを実現した。

 普通紙へ印刷した際にビジネス文書が鮮やかな見映えとなる画像処理や、無線LAN内蔵によるWi-Fi Directへの対応、A3を含めた自動両面印刷対応、黒の大容量インクカートリッジのオプション提供、30万ページの耐久性などが共通の特徴。

 プリンタ部の仕様は共通。初期状態で、前面手差し、背面手差し、250枚トレイ1段で最大331枚の給紙が可能。さらに500枚給紙の増設トレイを3段まで増設でき、最大で1,831枚の給紙が可能となる。

 印刷解像度は最大4,800×1,200dpi、A4印刷速度がカラー/モノクロともに片面約24ipm/両面約16ipm。対応用紙サイズはA6~A3ノビ、レター、リーガル、L判/2L判、KG/ハイビジョン、四切/六切、はがき、封筒など。

 インターフェイスはUSB 2.0、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN。

「PX-M7050F」(オプションの増設トレイ装着時)
「PX-S7050」

 PX-M7050Fは、プリンタ、スキャナ、FAX機能を備える複合機。5型のタッチ対応液晶やUSBホスト機能を備える。送信前に液晶画面でプレビューを表示する「見てからファックス送信」、受信したデータを印刷前に液晶画面で表示する「見てからファックス印刷」にも対応する。

 スキャナは、解像度最大9,600dpi。ADFの対応用紙はA6~A3、レター、リーガルで、両面自動スキャンにも対応。A4読み取り速度はカラー21ipm、モノクロ22ipm。FAXはSuper G3に対応する。

 TEC値は0.6kWh。使用時の本体サイズは590×902×562mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約35.9kg。

 PX-S7050はスキャナなどを備えないプリンタ製品。TEC値は0.5kWh。使用時の本体サイズは567×902×562mm(同)、重量は約26.5kg。

(多和田 新也)