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MRY、ThinkPad Tablet 2ベースのWindows Embedded 8搭載シンクライアント

「Nexterm TS101-LT」
4月23日 発表

 株式会社MRYは23日、レノボ製タブレットPC「ThinkPad Tablet 2」にWindows Embedded 8 Standardを搭載したシンクライアント「Nexterm TS101-LT」を発売すると発表した。

 ThinkPad Tablet 2のハードウェアはほぼそのままに、OSをWindows Embedded 8 Standardとすることでシンクライアント化。処理はすべて仮想サーバー上で行なわれるので、データはローカルに保存されない。

 また、オプションの「仮想USBコントローラVUMS」を利用すると、USBドライバが仮想化され、シンクライアントの仮想環境でもUSBデバイスが利用可能になる。また、Active Directoryとの連携により、USBデバイスの利用制限や、一元管理もできる。

 ハードウェアの主な仕様は、Atom Z2760(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、フラッシュメモリ64GB、1,366×768ドット表示/5点マルチタッチ/筆圧1,024段階のデジタイザ対応10.1型IPS液晶を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0、Micro USB、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、Mini HDMI出力、Webカメラ2基を装備。

 本体サイズは263×164×9.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g(最軽量時)。バッテリ駆動時間は約10時間。

(若杉 紀彦)