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日本HP、3in1を謳うキックスタンド搭載/ワコムペン付属の12型タブレット
~1,920×1,280ドットの液晶を採用
(2015/12/10 14:05)
日本HP株式会社は、“3in1”な使い方が可能と謳う12.1型タブレット「HP Elite x2 1012G1」を2016年2月下旬に発売する。税別価格は99,800円から。
本体背面にキックスタンドを搭載し、Microsoft Surfaceのように自立が可能。液晶は「Surface 3」と同じ1,920×1,280ドット(日本HPではWUXGA+と呼んでいる)解像度、アスペクト比3:2の12型。ワコム技術「アクティブES方式」を採用したペンが付属し、2,048レベルの筆圧感知が可能で、紙とペンのような感覚で入力できるという。
ドコモ網向けには「HP lt4426」、au網向けには「HP lt4225」モジュールを内蔵したLTE対応モデルも用意。いずれもいわゆるプラチナバンドと呼ばれる800MHz帯をサポートし、モバイル通信環境を提供。振動/落下/衝撃/粉塵/湿度/高度/高温/低温/温度変化については米軍調達基準「MIL-STD-810G」のテストをクリアする。
タイピング感覚にこだわったというカバーと兼用のトラベルキーボードもオプションで用意。LEDもバックライトを搭載しており、1.5mmのストロークを持つ。装着すればノートPCのように利用できる。加えてWiGigも搭載しているため、オプションのアドバンスド無線ドッキングステーションと接続すれば、DisplayPort×2や有線LAN、USB 3.0×4などのインターフェイスが利用可能となり、デスクトップのようにも使えるという“3in1”を謳う。
主な仕様は、SoCにCore m3-6Y30(900MHz、ビデオ機能内蔵)またはCore m5-6Y54(1.1GHz)、メモリ4GB、SSD 128GB、1,920×1,280ドット表示/マルチタッチ対応12型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 HomeまたはWindows 10 Proを搭載する。
インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro SIMスロット(LTEモデルのみ有効)、USB 3.0、USB 3.1 Type-C/Thunderbolt 3(本体充電対応)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、WiGig、200万画素前面/500万画素背面Webカメラ、TPM 2.0セキュリティチップ、音声入出力などを備える。
バッテリはリチウムポリマーで、駆動時間は約10時間。本体サイズは300×213.5×8.05mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約820g。オプションのトラベルキーボード装着時は300×213.5×13.45mm(同)/1,205gとなる。