日本マイクロソフトでは、「地域活性化協働プログラム」を展開し、全国の12自治体に対してさまざまなプログラムを無償提供している。障碍者やそのサポーターを対象にICTスキル習得を図るセミナー/講座を開催する「障碍者向け支援プログラム」、NPOを対象にICT利活用方法の習得するためのセミナーなどを通じて県内のNPO活動を強化する「NPO基盤強化プログラム」、中小企業などの技術者を対象にクラウドサービスやアプリケーション開発などの高度なICT技術者の育成を行なう「高度人材育成プログラム」などが標準メニューとして用意されたが、2014年度の愛媛県との提携では、「愛媛マルゴト自転車道」を支援することを発表。この提携に合わせて、社員食堂である「One Microsoft Cafe」に、1日限定で、愛媛県の都市伝説となっている「蛇口をひねるとみかんジュースが出てくる」蛇口が設置され、樋口氏も愛媛県のみかんジュースを飲むために、社員食堂を訪れた。樋口氏は、みかんジュースを味わいながら、「これまでの地域活性化協働プログラムは、各自治体が抱える困りごとを解決するものであったが、愛媛県との取り組みは、前向きでポジティブな支援になる」と語った。会見では、愛媛県の中村時広知事ともに、「瀬戸内しまのわ」のポーズをとった