2007年3月にマイクロソフト(現・日本マイクロソフト)入社時の会見で、当時のダレン・ヒューストン社長とがっちり握手。ダイエー社長からの転身ではあったが、元々はAppleやボストンコンサルティンググループでの経験のほか、日本ヒューレット・パッカード社長を務めるなど、IT業界での経験が長い。日本マイクロソフト入りは、IT業界への復帰であった。ダイエー社長退任後、異業界とも言えるダイエー入社の理由を尋ねたところ、「打席に立っていたら変化球が来て、それを打ってしまった」との比喩を思い出す。だが、ダイエー再生に取り組んだ経験は、その後の経営にも活かされていると言えよう。会見では、ヒューストン氏が、「私の後任ということを含めて考えている」と社長含みの入社であることを明かしていた