2014年度は、1年ぶりに「TOP SUB AWARD」(世界ナンバーワン子会社)の座を日本マイクロソフトが奪還。これで4年間のうちに3回という記録を打ち立てた。前年にこの栄冠を逃した日本マイクロソフトは、その直後に、樋口氏が全社員宛にメールを配信。2014年度の新たなキーワードに「雪辱」を追加し、ナンバーワン奪回を社内に徹底した。Windows XPの構成比を、最も高い比率から、最も低い比率にまで引き下げた功績、Surface発売後もOEMパートナーから発売されたデバイスが人気を博し、Windowsタブレットの構成比を世界最大規模に引き上げた点などが評価されたようだ。社員総会で、サティア・ナデラCEO(左)とケビン・ターナーCOO(右)からトロフィーを受け取った樋口氏は、日本マイクロソフト社員が一丸になってこの座を獲得したことにちなみ、「ONE」のそれぞれの頭文字から始まる川柳を、日本マイクロソフトの社員に対して披露。「俺たちは(O)、 ナデラも驚く(N) ええ仕事(E)」という迷作(?)が生まれた。これは英文でも「One great performance surprised(O) Nadella(N) Even(E)」とする、バイリンガル川柳でもあった