車両盗難防止のために無償で500個のAir Tagを配布。ニューヨーク市長

　ニューヨークの最新ニュースを取り扱うCBS New Yorkは、ニューヨーク市長のEric Adams氏が住民に向けて車にAir Tagの搭載を呼びかけたことを報じた。

　同氏はテクノロジーで犯罪と戦うことを宣言し、車両盗難防止のためニューヨーク警察が無償で500個のAir Tagを配ることも発表。「Association for a Better New York」の前会長に連絡したところ、500個の購入資金を提供してくれたという。

　Air Tagを目に見えないところに隠すだけで、数日後でも窃盗犯を追跡可能だと説明し、ニューヨーク警察による使い方の説明動画を制作する予定だという。

　自分の車がなくなったらすぐに警察に電話を掛けることで、持ち主の許可を得てAir Tagの情報を元に追跡すると説明。また、鍵を車の中に置いたままにしないなど、基本的な対策についても言及した。