傘のように折りたためる24型ディスプレイ

　折りたたみ傘のようにたたんだり広げたりできる24型ディスプレイ「SPUD(Spontaneous Pou-up Display)がクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募っている。11月2日時点で目標額の33,000ドルを超える13万ドルを集めている。

　SPUDは筐体部分が布地でできており、折りたたみ傘のような構造となっている。スクリーン部分も布地で本体全体を170×190×55mm(幅×奥行き×高さ)というちょっと大きめの手帳サイズにまで折りたたむことができる。一方で、広げると24型サイズのディスプレイとなる。特殊な布地を使っており、強く折りたたんでもシワにならないのが特徴。

　背面には小型のプロジェクターが内蔵されており、ここからスクリーンに映像が投影される。プロジェクター部分を引き出すと、スクリーン部分が広がる。入力はHDMI、解像度は1,280×720ドット、輝度は350～785cd/平方m。電源はUSB経由で供給できるが、バッテリも内蔵し、350cd/平方mで6時間、785cd/平方mで3時間の駆動が可能。

　価格は499ドルだが、11月2日時点では早期特典で374ドルで購入できる。