世界最大規模の家電展示会「2010 International CES」が、現地時間の7日～10日の会期で開催される。

　現在現地時間は5日で、開催の前々日だが、本日はASUSTeKが新製品発表会を開催し、いくつかの企業が集まって事前展示を行なうイベント「Unveiled」が夕方から予定されている。また、6日には大手メーカーによるプレスカンファレンスのほか、Microsoftのスティーブ・バルマー氏による基調講演が行なわれる。

　今回のCESにおけるPC関連の目立った話題としては、IntelのAtomとCoreシリーズを搭載した製品が多数お披露目される予定となっている。IntelはこれまでもCESにおいて、新製品を発表(あるいは実質的に解禁)してきたが、今回は2つの異なるプラットフォームが同時に登場する。言うまでもなく、Atomはネットブック向け、Coreはメインストリーム～ハイエンド向けとなるため、バリエーション豊かな製品が展示されるものと期待される。

　果たして、それらに含まれるのかは分からないが、Hewlett-PackardやDellはPC関連の新製品を公開すると見られている。また、PC関連の新製品が展示されるかは分からないが、ソニーや、パナソニック、東芝といった国内PCメーカーも例年通り展示場にブースを構える。

　さらに、今回はARMコアを使った、ネットブックとスマートフォンの中間を狙うスマートブックについて、すでに発表を行なったFreescaleを筆頭に、いくつかのメーカーが製品を発表、展示するものとみられている。

　PC Watchでは、これらカンファレンスや展示の模様を随時お伝えする。

LVCCのノースホール	LVCCのセントラルホール	LVCCのサウスホール
展示会場のオープンは7日。内外で設営作業が進んでいる		こちらはカンファレンスが行なわれるSands Expo and Convention Center