AMDは1日(米国時間)、OEM向け価格表を更新し、6コアのCPU「Opteron 2400」シリーズと「同8400」シリーズを追加した。

　Opteron 2400シリーズは2wayサーバー向けの製品。クロックの違いで3モデルが用意される。1,000個ロット時の単価は、最上位の2435が2.6GHzで989ドル、中位の2431が2.4GHzで698ドル、下位の2427が2.2GHzで455ドル。

　Opteron 8400シリーズは8wayサーバー向けの製品。クロックの違いで2モデルが用意される。1,000個ロット時の単価は、上位の8435が2.6GHzで2,649ドル、下位の8431が2.4GHzで2,149ドル。

　対応ソケット数以外の仕様は共通で、L1キャッシュが128KB×6、L2キャッシュが512KB×6、共有L3キャッシュが6,144KB。対応ソケットはSocket F(1,207ピン)、平均消費電力(ACP)は75W、駆動電圧は1.3V、バス速度は2.4GHz。リビジョンはD0で、製造プロセス技術は45nm SOI。

　また、シングル用のクアッドコアCPU「Opteron 1389」、「同1385」、「同1381」も追加された。スペックは公開されていない。

　なお、同社は2日にPhenom II X4 905e、Phenom II X3 705e、Phenom II X2 550 Black Edition、Athlon II X2 250、およびPhenom II　945の95W版などを発表しているが、価格表には追加されていない。これらの詳細については関連記事を参照されたい。

　さらに、Opteron 2300/8300シリーズの価格を値下げした。一例としてOpteron 2393 SEは1,165ドルから873ドルとなった。そのほかの値下げは下表の通り。