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GeForce RTX 5060シリーズ、画面が真っ暗になる不具合。ファームウェア更新で対処可能

 NVIDIAは23日、GeForce RTX 5060/5060 Tiビデオカードを搭載したシステムで、画面が真っ暗になる場合があるとして、ファームウェア更新ツールを提供開始した。

 同社の説明によれば、特定のレガシーマザーボードにおいてGeForce RTX 5060/5060 Tiビデオカードを搭載すると、SBIOSとの互換性が確保できず、再起動後に画面が真っ暗になってしまう場合があるという。同社ではこれに対処するファームウェア更新ツールを提供しているが、症状が発生した場合のみ適用するよう呼びかけている。

 なお、再起動後に画面が真っ暗となり、ツールが実行できない場合は、以下の回避策のいずれかを試してほしいとしている。

  • システムを完全に電源オフしてから起動する
  • マザーボードベンダーから提供されている最新のSBIOSを使用する
  • UEFIブートモードで起動する
  • CPU内蔵GPUや2枚目のビデオカードなど、代替GPUで映像を表示する
  • GPUドライバがインストールされた状態で、起動後にOSが読み込まれるまで待つ