Android 12の開発者向けプレビュー版が公開。Pixel 3以降で利用可

　Googleは、次期バージョンとなる「Android 12」の開発者向けプレビュー版を提供開始した。利用可能なスマートフォンはPixel 3、3a、4、4a、4a(5G)、5となっている。

　Android 12は今年(2021年)後半に提供が予定されているバージョン。開発者向けプレビューでは、アプリがAndroid 12に対応できるかどうかを事前にチェックできる。4月頃にはベータ版をリリースし、8月以降にプラットフォームとしての安定性の検証を終えたあと正式リリースされる。

　現時点で明らかにしているAndroid 12の機能としては、ジェスチャナビゲーションの改善(映画鑑賞時やゲーム時の誤操作によるアプリ終了を防ぐ)、フォアグラウンドサービスの通知の遅延、リセット不可の識別子を持つMACアドレスへのアクセスの制限、セキュリティ性の向上などが挙げられる。

　また、クリップボードやキーボード、ドラッグ&ドロップなどのAPIの共通化、HEVC(H.265)およびHDRで録画されたビデオのAVC(H.264)への自動変換、AV1画像ファイル形式(AVIF)のサポートなども追加される。