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子どもが雑に使うのを前提に作られた10.1型着脱式2in1「dynabook K70」
2023年12月12日 12:52
Dynabook株式会社は、法人向け10.1型着脱式2in1「dynabook K70」を発表した。2024年2月頃より発売し、価格はオープンプライス。
dynabook K60およびK50の後継モデルとなる、GIGAスクール構想に準拠した文教向けの2in1。子どもが雑に使用することを前提に開発されており、従来モデルからの主な変更点として、落下などの衝撃に耐えられるよう筐体の外周に熱可塑性ポリウレタン(TPU)を採用したほか、ペンの紛失を防ぐためにキーボード側面にペン収納スロットを搭載している。
キーボードドックは、タブレットの誤装着を起こしにくい取り付け構造を採用している。キーボードは、キーストロークが1.4mm、キーピッチが17mmで、キーキャップには左右に突起を設けることで強い力が加わっても外れにくくなっているという。堅牢性については、76cmの落下試験を行なっているほか、米国国防総省制定のMIL規格に準拠したテストの実施を予定している。
OSはWindows 11 Pro Education/Windows 11 Proで、ディスプレイはタッチパネル付きWXGA(1,280×800ドット)非光沢TFT液晶を搭載し、カメラは約200万画素前面/約500万画素背面を装備する。Web会議向け機能として、AIノイズキャンセラーやワンタッチマイクミュートも備える。
主な仕様は、CPUがCelelon N4500/Pentium Silver N6000、メモリが4GB/8GB、ストレージが64GB/128GBフラッシュメモリ。インターフェイスは、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0、microSDカードスロット、SIMカードスロット(LTEモデル選択時)、音声入出力などを搭載する。インターフェイスはすべてタブレット側に集約しており、タブレットでの使用時も機能する。
本体サイズは、タブレットのみが約248.5×177×11mm、キーボードドック装着時が約248.5×185.5×23.3mm。同社は、本製品の個人向けでの販売も検討しているという。
