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しかし、ショップ側は明日からの週末が本番と考えているようだ。閉店後、ナカウラ、石丸電気、ツクモ電機ら有力店では、臨戦態勢を整えるべく店頭や店内の改装作業に入る姿が見られた。98NXの看板を新たに店頭に掲げるショップ、店頭デモ用に98NXロゴ付きのテーブルを準備するショップ、店内の98コーナーの改装作業に入るショップなど、作業はあわただしい雰囲気で進められていた。NEC側もこの週末に大キャンペーンを秋葉原で行う予定で、中央通り沿いにある廣瀬無線本店のイベント会場をセットアップ中だった。すでにビルには大きな垂れ幕もかけられ、週末の買い物客を狙う構えだ。
マイクロソフトによると、すでにリリースでも述べている通り、これまでの修正モジュールの提供方法、Webでのダウンロードでは、「すべてのユーザーに均一のサービスを提供できない」「差分パッチの提供では誰でもアップグレードできるというわけにいかない」という理由だという。米国ではパッチがダウンロードできるのに、日本では公開しないことについては「米国と比べ日本では通信コストがかかり、大きな圧縮ファイルのダウンロードには、“通信費がかかる”、“途中で切れてしまった”などの問題もあるので」とのことだった。
ただ、テレホーダイタイムに、固定料金プロバイダーを利用してアクセスするのであれば、ダウンロードに特別な費用はかからない。専用線接続の企業・大学などからアクセスするユーザーも同様だ。そうしたユーザーからすれば、英語版のように、Service Release 1(SR-1)Patchだけをダウンロードできるほうが便利だ。
そんなわけで、「CD-ROMでのフルパッケージ提供もしたほうがいいと思いますが、Webでのダウンロードもできるようにしたほうがいいのでは」と聞いてみたのだが、「今回はもちろん修正もあるが、新しい機能が組み込まれているので、フルパッケージとして提供することになった。ただ、今後またパッチがリリースされるようなことがあれば、それはもちろんWebで提供する」とのことだ。また「有償という形ではあるが、これで儲けているというようなことはない」とのことだった。まあ確かに、CD-ROM 1枚の原価はおそらく100円を切るだろうが、梱包・郵送料、手数料などを考えると、儲けようという価格ではない。
ただそれにしても、ブラウザだけで14MBというIE 4.0をダウンロードするユーザーがけっこういることを考えれば、やはりWebでのダウンロードという手段も残していただきたいもの。ぜひ今後ご検討ください>マイクロソフト様。
□「オフィス97サービスリリース10月17日より順次提供開始」のニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0909offi.htm
□オフィス97サービスリリース申し込み要項など
http://www.microsoft.com/japan/office/documents/ServiceRelease/
ちなみに、設計を担当された方のPC Watchラジオへの出演をお願いしたのですが、断わられてしまいました。こういうお話を伺いたかったのですが……残念。
もともと米国法人で販売されている製品で、6MBのRAMを載せ、4MB分をテクスチャーメモリにしているということで、一部マニアが並行輸入する騒ぎになっていた。
今回発売されるのは英語版に日本語ガイドが添付されたもので、ドライバ類も英語版のまま。詳細なFAQも用意されているので購入を希望する人は事前に要チェックのこと。
このところサポートの大変さから秋葉原でもなかなかおもしろいブツが少なくなっただけにカノープスのこの試みには大拍手!!
'97年9月分バックナンバー
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[Reported by date@impress.co.jp]