会場:インテックス大阪
出展社数:462社(1,807小間)
松下は、スケルトンのポータブルPDドライブを参考出品。対応機種がiMacということで、インターフェイスはUSB、色は青色透明となっている。ドライブ自体はCD-ROM部が24倍速の「LF-1700JB」と同じもの。Windowsへの対応や、価格など詳細は未定という。
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【5月13日】松下、内蔵型DVD-RAMドライブとPDドライブ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980513/pana.htm
アルプスのブースでは、6日に発表されたばかりのカラープリンタ「MD-5000」のスケルトンモデルを展示。このプリンタ独特のインクリボンを交換していく様子を見ることができる。PR用に作られたモデルということで、現在のところ市販の予定はないが、要望が多ければ検討するとしている。
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【10月6日】アルプス、普通紙に2,400dpi相当の印刷ができるプリンタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981006/alps.htm
その他にも、シャープが「ザウルスカラーポケット」のカラーバリエーションモデルを参考出品している。展示されているのはシルバーピンクと迷彩、青を基調とした柄入りの3種類。発売については「ピンクに関しては12月に発売を予定している。他の色に関しては(ユーザーの)意見を聞いてから考えたい」という。発売する場合は限定モデルになる予定で、価格は従来モデルと同じか、機能を少し追加して若干高くなるだろうとしている。
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【8月26日】フロントライト付反射型液晶を搭載した「ザウルスカラーポケット」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980826/zaurus.htm
新型のポインティングデバイスをシャープが参考出品。指を操作部に乗せて左右に傾けることで操作するタイプで、検出方法が光学式になっている。そのため、薄く作ることができる。実際の操作感も良く、取り付けに必要な厚みはパッドと同程度としている。具体的な搭載予定は聞けなかったが、ザウルスなどのPDAや小型のノートPCなどへの搭載が期待される。
松下は、「Let's note comm」に採用されているノートPC用キーボード「スーパーキーボード」を展示。Let's note commに搭載されているのはミニタイプのものだが、一回り大きな製品も用意されている。バネ部分が金属を使用したパンタグラフ方式になっており、引っかかり感がないのが特徴。価格的には従来のキーボードと同程度で提供できるとしている。現在のところ採用されているのは「Let's note comm」のみだが、他メーカーへの供給も検討されている。
ソニーのブースでは、新VAIOに搭載されたMPEG-2エンコーダを使用したリアルタイムエンコーディングのデモを行なっている。MPEG-2エンコーダを搭載しながら、今までの常識を破る低価格を実現した新VAIOだが、MPEG-2エンコーダカード単体での発売や、OEM供給の予定はないとしている。
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パソコンとは直接関係はないが、シャープのブースでは反射型カラー液晶を搭載した「ゲームボーイカラー」が展示されている。これは液晶などの部品をシャープが任天堂に供給しているためだ。展示はアクリル越しなので、実際に遊ぶことはできないが、カラー表示を確認でき、その表示はなかなか鮮やかだった。
■入力デバイス
■そのほか
【9月10日】ソニー、動画の取り込み・編集が可能なマイクロタワー型VAIO新製品
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980910/vaio.htm
□エレクトロニクスショー'98のホームページ
http://www.jesa.or.jp/jes98/top/top_j.html
('98年10月7日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]