アルプス、普通紙に2,400dpi相当の印刷ができるプリンタ

MD-5000 '98年10月17日 発売

標準価格:59,800円

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 アルプス電気株式会社は、普通紙に2,400dpi相当の印刷が可能なマイクロドライ方式のフォトプリンタ「MD-5000」を10月17日から59,800円で発売する。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、PC-9821と、Macintosh。対応OSは、Windows 3.1/95/98.NT 4.0と漢字Talk 7.0.1以降。
 なお、11月下旬には、Windows 98とiMacに対応したUSBパラレル変換ケーブルを11,000円で発売する。

 MD-5000は、1ドットの径を最小10ミクロンから16段階にコントロールするVD(バリアブルドット)技術と、紙面の微細な凹凸を滑らかにするMF(メディア・フレキシブル)インクを採用することで、普通紙でも2,400dpi相当の印刷を可能にしたとしている。オプションの昇華スタータキット(6,400円)を利用することで昇華方式の印刷にも対応する。インクは、CMYKの4色のほか、従来のメタリックインクに比べ、光沢度が10倍になった「フラッシュシルバー」、「フラッシュゴールド」も用意される。

 印刷速度が従来機に比べ約2倍に高速化し、モノクロ印刷で2枚/分、最高品質で印刷した場合6.1分/枚としている。また、最大用紙サイズはA4ノビに強化されたほか、本体に内蔵できるインクカートリッジ数が4つから7つへ増強され、インクの残量をパソコンから確認できる機能も追加された。インターフェイスは本体にパラレルポートを備え、Macintosh用のインターフェイスとしてオプションのSCSIアダプタ(6,800円)が用意される。

 ソフトウェアは、全て同社が独自に開発したもので、フォトレタッチソフト「フォトアシスタント」、アルバムソフト「イメージサーフィン」、レイアウトソフト「プリントスタジオ」のWindows版とMacintosh版が同梱される。また、Adobe PostScript 3に対応したソフトウェアRIP「Micro Dry RIP MD-5000用」(オープンプライス)を年内に発売する。

内部に装着されたカートリッジ パラレルインターフェイス SCSIインターフェイス おみやげ
内部に装着された
カートリッジ
パラレルインター
フェイス
SCSIアダプタを
装着した状態
発表会で配られた
おみやげの熨斗も
MD-5000で印刷
されている


□アルプス電気のホームページ
http://www.alps.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.alps.co.jp/new1998/1006-j.htm

('98年10月6日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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