■■キーワードが含まれる記事名
●キーワード
■■塩田紳二の「OCN接続してみました」第1回
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970929/ocn1.htm
●OCN (Open Computer Network)
オーシーエヌ(オープンコンピュータネットワーク)
NTT(Nippon Telegraph and Telephone Corporation~日本電信電話株式会社)が1996年からはじめたインターネット接続サービス。接続形態や伝送速度により、次のような4つのサービスが提供されている。
■■米Microsoft、Windows CE 2.0と開発ツールを正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970930/wince20.htm
●Unicode
ユニコード
16bitのコードに世界各国の文字を網羅すべく、主に米国のコンピュータベンダーが中心となって策定した文字コードの規格。システムとしては、Windows NTが標準サポート。Windows 95でもファイルシステム等で一部採用されており、Windows 98では全面的にサポートされる予定である。
Unicodeは、字形の似ている漢字をひとつのコードに統合することによって実質的な文字数を減らし、16bitのコードスペースを有効に使おうとしているのが特徴で、1990年には、最初の規格である「Unicode 1.0」がリリースされている。
国際文字コードの策定は、ISO(International Organization for Standardization~国際標準化機構)でも進められていたが、最終的にはUnicodeを取り入れる形で1993年に「ISO/IEC10646-1(Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS) ―Part 1)」が制定され、Unicodeも同規格に合せた「1.1」をリリース。96年にリリースされた2.0では、38,885文字が組み込まれている。なおISOの規格では、32bit(UCS4)と16bit(UCS2)のコードスペースが規定されているが、実質的には、UnicodeそのものであるUCS2しかまだ存在しない。
□Unicode Consortium
http://www.unicode.org/
□ISO(International Organization for Standardization)~国際標準化機構
http://www.iso.ch/
□IEC(International Electrotechnical Commission)~国際電気標準会議
http://www.iec.ch/
●Java VM (Java Virtual Machine)
ジャババーチャルマシン/Java仮想マシン
オペレーティングシステムに組み込まれた、Javaアプリケーションを実行するための環境。一般的なプログラムは、ソースコードをコンパイルして、それぞれのオペレーティングシステムに最適化した実行コードを生成するというスタイルをとる。Javaで書かれたプログラムも、同様の手順で作成するが、コンパイル後のコードは、特定のオペレーティングシステムに依存しない中間コードの形をとる。これをロードし、各オペレーティングシステムに合わせたコードに変換しながら実行するのがJava仮想マシンの役目で、同じ仮想マシンさえ提供されていれば、プラットホームが変わっても同じコードが実行できるようになっている。
●API (Application Program Interface)
エーピーアイ (アプリケーションプログラムインタフェース)
オペレーティングシステムが提供する機能を、アプリケーションが呼び出すために使用するファンクションなどのルーチンセット及びその仕様。
●MPEG-4(MPEG)
エムペグ・フォー(エムペグ)
(この項は'98年10月7日に加筆)
1988年にISOの下部組織として設置された標準化団体「Moving Picture ExpertsGroup」の略称(設置当初はMoving Picture Coding Experts Group)、およびそこで標準化された勧告の名称。動画の圧縮技術として知られるMPEGには、1、2、4の3つの規格があり、それぞれにMPEGビデオ(動画圧縮)、MPEGオーディオ(音声圧縮)、MPEGシステム(オーディオ、ビデオのストリームフォーマット)が規定されている。
■■塩田紳二の「OCN接続してみました」第4回
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971002/ocn4.htm
●IP Masquerade
アイピーマスカレード
フリーのPC UNIXであるLinux上で開発されたアドレス変換技術で、LANで使用しているプライベートなIPアドレスと、インターネットで使用するグローバルなIPアドレスを変換し、LAN内からインターネットにアクセスできるようにする。同様のものにNAT(Network Address Translation)があるが、NATが単にIPアドレスの変換を行うだけであるのに対し、IP Masqueradeは、TCP/UDPのポート番号も変換するため、1つのグローバルIPアドレスを使ってLAN上の複数のマシンが同時にインターネットにアクセスすることが可能になる。最近では、通常のダイヤルアップIP接続でLAN上の複数のマシンがインターネットにアクセスできる機能として、低価格なダイヤルアップルーターにこの技術が積極的に取り入れられている。
[Text by 鈴木直美]