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■■AKIBA PC Hotline! HotHotレビュー by Ubiq Computing
三度目の挑戦が実るか? PowerVR Series3ベースの「KYRO」が登場!
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001211/hotrev88.htm
●隠面処理/隠面消去(hidden surface removal [processing])
3Dグラフィックスにおいて、視点から見たときに、物体の裏に隠れて見えない面(隠面)や線(隠線)を消去する処理。
3Dのモデルを元に計算を行ない、画像を生成する作業をレンダリングという。このレンダリングには、物体の色を決めていく作業(陰影を計算するのでシェーディング[shading]という)と、物体の裏に隠れていて見えない部分をチェックし、見えている物だけを描くようにする作業が必要になる。この後者の作業を隠面消去といい、代表的なものには、Zバッファ法やスキャンライン法、レイトレーシング法などがある。
・スキャンライン法
■■AKIBA PC Hotline! HotHotレビュー by Ubiq Computing
DDR SDRAMをサポートしたAthlon/Duron用チップセット
~ AMD-760/ALiMAGiK 1搭載マザーボード登場 ~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001215/hotrev89.htm
●PC700、PC800、PC1600、PC2100
ピーシーななひゃく、~はっぴゃく、せんろっぴゃく、にせんひゃく
メモリモジュールの仕様および呼称。
古い時代のメモリモジュールでは、主にピン数やチップの種別、アクセスタイミング等でその仕様を表していた。CPUは次々に高速化して行くのだが、DRAMの速度はたいへん遅く、高速化もなかなか進まない。そこで、メモリインタフェースを改善し、連続するデータを続けて転送するバースト転送の効率化を図ったメモリが使われるようになった。
バスクロックに同期した転送が行なえるSDRAMが採用され、バスクロックが多様化(66MHzに加え100MHzが登場)しはじめた。'97年、Intelはほかの仕様も含めた形で、PC用のSDRAMモジュールの規格を策定。100MHzバス用はPC100、66MHzバス用はPC66と呼ばれるようになる。現在は、これに133MHz版も追加され、PC133と呼んでいる。
Rambusインターフェスを使ったRDRAMもこれにならい、転送クロックを添えた名称が付けられた。700MHz版はPC700、800MHz版はPC800である。RDRAMは、クロックの両エッジで転送を行なうので、バスクロックはこの半分である。
SDRAMの転送をクロックの両エッジで行なうようにしたDDR SDRAMでは、クロックでは無く転送レートを添えて、1,600MB/秒版をPC1600、2,100MB/秒版をPC2100と命名した。これまでのスタイルなら、100MHzバス版がPC200、133MHzバス版がPC266となる(チップの呼称はこのスタイル)のだが、RDRAMを多分に意識し、より大きな値を選んだのだろう。
名称 | メモリ | クロック | 転送回数 | 転送クロック | 転送幅 | 転送レート |
---|---|---|---|---|---|---|
PC66 | SDRAM | 66MHz | 1回 | 66MHz | 64bit | 528MB/秒 |
PC100 | SDRAM | 100MHz | 1回 | 100MHz | 64bit | 800MB/秒 |
PC133 | SDRAM | 133MHz | 1回 | 133MHz | 64bit | 1,064MB/秒 |
PC700 | RDRAM | 350MHz | 2回 | 700MHz | 16bit | 1,400MB/秒 |
PC800 | RDRAM | 400MHz | 2回 | 800MHz | 16bit | 1,600MB/秒 |
PC1600 | DDR SDRAM | 100MHz | 2回 | 200MHz | 64bit | 1,600MB/秒 |
PC2100 | DDR SDRAM | 133MHz | 2回 | 266MHz | 64bit | 2,128MB/秒 |
■■本田雅一の週刊モバイル通信
第82回:身近になった海外ローミングでISPを選ぶ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20001226/mobile82.htm
●PAP(Password Authentication Protocol)
PPP(Point-to-Point Protocol)で使われる認証方式の1つ。
PPPは、ダイヤルアップ接続等に使われている、2点間でシリアル通信を行なうためのベースとなるプロトコルで、リンク時に、正しい相手であるかどうかを認証する機能を盛り込むことができる。PAPは、その認証プロトコルの1つで、ユーザー名とパスワードを平文(暗号化等を行なわない)のままサーバーに送信し、それをもとに認証を行なう簡単なプロトコルである。
PPPでは、このPAPとともにもう1つ、CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)という認証プロトコルもよく用いられる。こちらは、チャレンジ/レスポンス型の認証方式で、サーバー側から、毎回異なるある値をクライアントに送る(チャレンジ)。クライアントは、この値とユーザー名、パスワードを使って生成した値を返す(レスポンス)。サーバーは、このレスポンス値とサーバー側で計算した値とを比較し、クライアントの正当性をチェックする。ユーザー名やパスワードが送信されないため、こちらの方がセキュリティが高い。
□RFC1334 Password Authentication Protocol (PAP)
ftp://ftp.nic.ad.jp/rfc/rfc1334.txt
□RFC1994 Challenge Handshake Authentication Protocol(CHAP)
ftp://ftp.nic.ad.jp/rfc/rfc1994.txt
□RFC2484 - PPP LCP Internationalization Configuration Option
ftp://ftp.nic.ad.jp/rfc/rfc2484.txt
【参考】
□PPP(Point-to-Point Protocol)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990318/key69.htm#PPP
[Text by 鈴木直美]