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CPUを究極に冷やせる超弩級ヒートシンク

 普段、液体窒素によって0℃以下の環境でCPUのオーバークロックを行なっている香港HKEPCのオーバークロッカー“Chi-Kui Lam”氏だが、6月にCOMPUTEX 2014で開催されるオーバークロック競技に秘密兵器を持って“空冷”部門に進出するという。

 その秘密兵器は、なんと480mmファンを16基も取り付けられるという超巨大な水冷ラジエータだ。1辺あたり4基、つまり1,920mm=1.92mもあるヒートシンクである。写真を見ても、前代未聞の圧倒的な大きさに驚かされるばかりだ。

 競技で冷やすCPUの対象は、Intelが2014年半ばに投入を予定しているDevil's Canyonとなりそうだ。

 極冷でクーリングカップ内の液体窒素の流動云々までこだわるオーバークロッカーにとって、我々が想像する一般的な「空冷」ヒートシンクは所詮オモチャ程度でしかない、ということだろう。

(劉 尭)