やじうまPC Watch

Galaxy、魚の鱗をモチーフとしたヒートシンク採用のビデオカード

~ヒートシンクに合わせて基板も台形を採用

GT610氷鱗
基板も台形にカットされている

 Galaxy Microsystemsの中国語ホームページにおいて、魚の鱗をモチーフとしたヒートシンクを採用したGeForce GT 610ビデオカード「GT610氷鱗」の製品情報が公開されている。現地時間の7月29日に発表した。日本での発売は未定。

 魚の鱗をモチーフとし、フィンが波打っているデザインで、先端から後部にかけて広がっているデザインも特徴。基板もヒートシンクの形に合わせて台形にカットされているのもユニークである。

 ヒートシンクには韓国LED製の「DM32」と呼ばれるアルミ合金素材を採用しており、耐高温、耐腐食性に優れるという。合金の内訳はアルミが96.8%、マンガンが1.2%、コバルトが0.3%、鉄が0.12%、ケイ素0.06%。ヒートシンクは圧力鋳造法によって製造される。

 なお、製品仕様としては一般的なGeForce GT 610に準じており、CUDAコア数が48基、クロックが810MHz、メモリクロックが2GHz、バス幅が64bit、インターフェイスがDVIとミニD-Sub15ピンなどとなっている。メモリ容量は1GBと2GBの2種類が用意される。

(劉 尭)