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Androidスマホを搭載したiPhone用ケースがKickstarterに登場

Eye

 クラウドファンディングのKickstarterにて、Android 7.1を搭載したiPhone用カバー「Eye」が出資を募っている。iPhone 6/6s/7と、iPhone 6Plus/6s Plus/7 Plusの大きさに合う2種類のケースを用意し、Wi-Fi版の早期出資額は95ドル(通常価格189ドル)、LTE対応版は同129ドル(通常価格229ドル)となっている。

 Eyeは実質的には有機ELディスプレイを備えた5型フルHD(1,080×1,920ドット)のスマートフォンで、3GBのメモリや16GBのストレージ、microSDカードスロットなどを装備。iPhoneをはめ込むケースにもなっており、Eyeの画面とiPhoneの画面がそれぞれ外側を向くことで、iPhoneがAndroidに様変わりする。

 2,800mAhのバッテリを備えており、iPhone用のバッテリとしても動作可能。Eye本体はQiによるワイヤレス充電に対応している。NFCや赤外線送受信、FMラジオ、GPSなども備える。

 4G対応版では2基のSIMスロットを備えており、DSDS(Dual SIM - Dual Standby)をサポート。1基は4Gで動作し、もう片方はGSMで動作するが、microSDカードと排他仕様となっている。なお、対応するLTEバンドはB1/3/7/20のため、ドコモのプラチナバンドなどは利用できない。そもそも技術基準適合証明を得ていないと思われるため、日本での利用は難しいだろう。

 Android OSは7.1のNougatを積んでいるが、2年間のOSアップデートに対応するという。

 そのほかの主な仕様は、SoCがMediaTek Helio P20、GPUはMali-T880 MP2、ストレージはmicroSDカードと合わせて256GBまで拡張可能としている。搭載センサーはジャイロ、加速度、近接センサー、環境光センサー。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2、Lightning、ヘッドフォンジャックなど。

 出資時にはケースのサイズついて選ぶことができないが、キャンペーンが終了した際に、どのモデルのiPhoneを使用しているか、どの色にするかなどの確認を行なうとしている。また、未発表のiPhone 8にも対応予定という。

ピュアなAndroid 7.1を搭載
Qiによるワイヤレス充電に対応
2種類のサイズを用意