インテルは、Ultrabook体験イベントを、2012年11月2日~4日までの3日間、JR札幌駅西コンコースイベント広場で開催した。
同イベントは、タッチスクリーンを搭載したUltrabookを含む、2012年の最新PC、8社13機種15台を一堂に展示。その先進性や楽しさ、利便性を多くの人に体験してもらうことを目的にしている。
イベント会場は3つのコーナーに分かれており、コンバーチブル型や薄さ、軽さを訴求したUltraBook最新モデルを一堂に展示した「パソコンの新しいカタチ Ultrabook」コーナー、どんなPCを選んだらいいのかわからないという初心者から、画像編集などの高度な作業で利用しているユーザーにまで最適なPCを提案する「次に選ぶならコレ!」コーナー、自分用のPCを持つことで、より効率的に、快適に利用するといった提案を行なう「一人一台で、もっと快適に」コーナーを用意。これらのコーナーを体験するともらえるスタンプを2つ集め、アンケートに回答した人を対象に、抽選で、インテルのロゴ入りオリジナルLEDライトや、パナソニックの目もとエステ「EH-SW50」をプレゼントした。
また、特設ステージでは、15分に1回、1日24回に渡って、UltraBookの概要などを紹介していた。
同イベントは、すでに10月26日~28日の3日間はJR博多シティで開催しており、11月10日、11日の2日間は、JR名古屋駅中央コンコース内のイベントスペースでも開催される予定だ。
インテル マーケティング本部リテール統括部・井田晶也統括部長は、「博多でのイベントでは、昨年の860人に対して、今年は1,200人以上がUltrabookを体験し、昨年(2011年)実績を上回った。札幌でのイベントも前年実績を上回ることになるだろう。昨年は10月にUltrabookが登場したばかりということもあり、Ultrabookとは何かという点の訴求に終始していたが、今年の場合は、それから1年を経過し、Ultrabookの認知度が高まっていること、各社からさまざまな形のUltrabookが登場して注目が集まっていること、またUltrabookと親和性が高いWindows 8の発売直後ということも追い風になっている」とした。
今回の札幌のイベントでも、前年の600人の参加者数を、金曜日、土曜日の2日間で超えており、3日間合計では1,000人規模に達した模様だ。
さらに、今年初の試みとして、博多、札幌、名古屋ともに、ビックカメラ、ヨドバシカメラの店舗でも、Ultrabookに関するイベントを開催。1つの地域において、複数の拠点でUltrabookを訴求するといった取り組みが行なわれた。
ビックカメラ札幌店では、3階のPC売り場に、Ultrabookのイベントコーナーを3、4日の2日間に渡り設置。20分に1回のペースで、Ultrabookの説明を行ない、2,000円の商品券が当たるじゃんけん大会や、Ultrabookのリフレクターキーホルダーのプレゼントなども行っていた。また、この日、Ultrabookを購入すると、ワイヤレスマウスをプレゼントするキャンペーンも行なった。
札幌のイベント会場に駆けつけ、自ら呼び込みも行なったインテルの吉田和正社長は、「過去5年間に渡り、体験イベントを開催してきたが、これほどまでに『おおっ』という驚きの声があがった年はなかった。とくに、パナソニック、ソニー、東芝のコンバーチブルタイプのUltrabookに高い関心が集まっていた。来場者のアンケートによると、会場でUltrabookの説明を聞いたあとに、Ultrabookを購入したいと回答した人は90%に達した。また、2万円高くても購入したいと回答した人も87%に達した。これほどまでに高い購入意欲に達したのは過去に例がない。非常に強い手応えを感じている」などと語った。
体験イベントの会場 | 札幌会場では、インテルの吉田和正社長も駆けつけ自ら呼び込みを行なっていた |
(2012年 11月 5日)
[Reported by 大河原 克行]