UQコミュニケーションズ株式会社とインテル株式会社は19日、エンドユーザー向けのWiMAX体験イベントを東京・有楽町駅の広場で開催した。期間は21日まで。
この体験イベントは、エンドユーザーのWiMAXの認知度向上と、利便性の理解促進を目指した“いつでもどこでもパソコンプロジェクト”の一環として開催されるもの。同様の体験イベントは26日~28日の間、東京・新宿でも開かれる。
イベント会場では、各社のWiMAX内蔵PCが一斉に展示されており、実際に触れることができる。また、WiMAX内蔵PCが内蔵されたヒト型ロボット(ヒューマノイド)をコスプレした女性がおり、コスチュームに埋め込まれたPCでもWiMAXを体験できる。さらに、Skypeを利用したクイズ大会のステージも予定されている。
WiMAX内蔵PCが内蔵されたヒト型ロボット(ヒューマノイド)をコスプレした女性 | WiMAX内蔵PCの体験コーナー | |
WiMAX内蔵PC体験コーナーに展示されているPCの一例 |
車のトランクに載せられた大型のWiMAX PCモック |
初日の有楽町では、オープニングステージを開催。インテル株式会社取締役副社長 宗像義恵氏と、UQコミュニケーションズ株式会社代表取締役社長 野坂章雄氏とともに、ゲストとしてフリーアナウンサーの久保純子さんが招かれ、ショートトークセッションが開かれた。
宗像義恵氏 | 野坂章雄氏 | 久保純子さん |
トークセッションの1コマ |
久保さんは、原稿の読み上げや写真の整理、インターネットでの情報入手などでPCを多く活用しているとのことだが、「現在利用しているノートPCは5年前ぐらいのもので起動にも時間がかかるようになりました。そろそろ買い替えを考えているんですけど、おすすめはありますか?」と質問。
そこで宗像氏は、「今PCを購入するなら2つのポイントがあります。1つ目はCore i5の搭載、2つ目はWiMAXの搭載。WiMAXを搭載していれば、いつでもどこでもインターネットに繋げられるし、PCを起動してすぐに使えるのがメリット。一方、WiMAXの高速性と快適性をフルに活かすためには、PCのパワーも必要で、それにはCore i5が最適ですね」と答えた。
野坂氏は、「WiMAXは、PCを開いて無線ですぐに使えます。外出先で資料を検索できるし、家に帰ったらそのまま台所でレシピ検索にも使えます。また、ADSLや光のように、宅内における回線工事、プロバイダーとの別途契約の必要もない。久保さんのように外出先と家両方で使われる“働く女性”に好適です」と勧めた。
また、野坂氏と宗像氏は海外でのローミングサービスについても触れ、「世界共通の規格ですので、海外の一部都市でもローミングで利用できます。我々も出張の時にWiMAXを使っているんですが、もう手放せなくなりましたね」と話すと、久保さんも「そうなんですよ、私常にPCを持ち歩いているんですが、海外では設定が煩雑でなかなか繋がらなくって大変なんです。WiMAXがあれば解消されるんですね」と喜んだ。
実際にWiMAX搭載ノートPCを体験する久保さん |
続いて、久保さんにWiMAX搭載ノートPCが渡された。サスペンドから復帰して、すぐにWiMAXに自動的に接続できることを確認すると、久保さんは「あれ、今約3秒で復帰して接続できましたよ!」と驚いた表情を見せ、「もう次買うならCore i5とWiMAXを搭載したモデルですね、覚えました」と話し、宗像氏の推奨の理由をすぐに納得したようだった。
フォトセッションにて |
(2010年 11月 19日)
[Reported by 劉 尭]