イベントレポート

GIGABYTE、Thunderbolt 3搭載マザーボードを多数展示

 既報の通り、GIGABYTEはIntelの第6世代Coreプロセッサに対応する、Intel 100シリーズチップセット搭載マザーボードを6月2日(現地時間)より展示していたが、3日から展示内容をがらっと切り替え、Thunderbolt 3に対応するIntel 100シリーズチップセット搭載マザーボードを多数展示した。

 Thunderbolt 3は、6月2日(現地時間)に開催されたIntelの基調講演で発表されたばかりだが、さっそく対応マザーボードが登場することとなった。

 Thunderbolt 3対応マザーボードには、Intelが開発した「Alpine Ridge」コントローラを搭載し、背面にはThunderbolt 3対応のUSB Type-Cコネクタを用意。USB 3.1、DisplayPort 1.2、40Gbps Thunderboltとして利用可能となっている。今回新たに展示されたIntel 100シリーズチップセット搭載マザーボードは全部で12種類あり、その内9製品がThunderbolt 3に対応していた。

 なお、展示されていたIntel 100シリーズチップセット搭載マザーボードは、全て参考展示となっており、発売時期や価格は未定だ。

6月2日に発表されたばかりのThunderbolt 3コントローラ「Alpine Ridge」を搭載
背面のUSB Type-Cコネクタが、USB 3.1、DisplayPort 1.2、40Gbps Thunderboltとして利用可能となる

GA-Z170X-Gaming G1

 Intel Z170 Express搭載のゲーミング向けマザーボード「G1 Gaming」シリーズの最上位モデル。もちろんThunderbolt 3対応。背面のUSB Type-CコネクタはPower Delivery 2.0もサポートしており、最大36Wの電力供給に対応。CPUの電源レギュレータは12+4の16フェーズとなっており、安定した電力供給が可能という。PCI Express x16スロットは金属で覆うことで強度を高めるとともに、ノイズ対策も施されている。

 このほか、2系統のGigabit Ethernetと無線LANを同時に利用し、ゲームプレイ時など最大限のレスポンスが得られるように帯域をコントロールする「Killer DoubleShot Pro X3」や、Sound Blasterチップをオンボード搭載するなど、ゲーミングに特化した高機能モデルとなっている。

 GA-Z170X-Gaming G1以外にも、Intel Z170 Express搭載のG1 Gamingシリーズとして仕様の異なるバリエーションモデルが多数展示されていたので、それらは写真でまとめて紹介する。これらも全てThunderbolt 3対応だ。

A-Z170X-Gaming GT
GA-Z170X-Gaming 7
GA-Z170X-Gaming 5
GA-Z170X-Gaming 3

GA-H170-Gaming 3

 こちらもG1 Gamingシリーズの製品だが、チップセットにIntel H170 Expressを採用。Intel Z170 Express搭載モデルに比べると、やや廉価版としての位置付けとなる。こちらもThunderbolt 3に対応している。

GA-Z170X-UD5 TH

 Intel Z170 Express採用の「Ultra Durable」シリーズ製品。Intel Z170 Expressを搭載し、位置付けはメインストリーム向けと思われる。G1 Gamingシリーズの特徴もいくつか受け継がれており、Thunderbolt 3にも対応。十分に高品質な製品となっている。

 Intel Z170 Express採用のUltra Durableシリーズ製品としては、GA-Z170X-UD5 TH以外にもThunderbolt 3対応の製品が2製品展示されていたので、そちらは写真で紹介する。

GA-Z170X-UD3
GA-Z170XP-SLI

 Thunderbolt 3対応マザーボードは以上の9製品だ。この他のThunderbolt 3非対応製品は、写真でまとめて紹介する。

GA-Z170X-SLI
GA-Z170-D3H
GA-Z170N-WIFI

(平澤 寿康)