イベントレポート

NTTドコモ、クラウド型ドラクエやドラクエスマホを発表

〜国内未発表の「GALAXY Note 3」や「Xperia Z1」も展示

NTTドコモブース
会期:10月1日〜5日(プレス向けに9月30日に一部先行公開)

会場:幕張メッセ

 NTTドコモは、CEATEC会場にて、スクウェア・エニックスと共同で、クラウド型「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」(以下、ドラクエX)をdゲームにて12月以降より提供することを発表した。

NTTドコモブースに設置された巨大スライム

 ドラクエXは、Wii/Wii U用に開発されたオンラインRPGで、ドラクエの世界を友人などとオンラインで遊べるのが特徴。9月末よりWindows版も発売された。今回、NTTドコモとスクウェア・エニックスが提供するのは、この「クラウド版」。ストリーミング版と言った方が分かりやすいかもしれないが、つまり、ゲームプログラムの実行や画面の描画は全てサーバー側で行ない、クライアント端末には映像のみを送信し、それに対してクライアント側では、操作した入力内容をサーバーに返す。

 クラウドゲームのメリットは、クライアントの性能が乏しくても構わない点で、H.264などの動画デコード機能さえあれば、最新の3Dゲームも非力なマシンでプレイできる。また、クライアントのプラットフォームを問わないのも特徴で、実際、クラウド型ドラクエXは、NTTドコモの格安タブレット「dtab」で動作する。

 クラウド版も、アカウントやゲームのサーバーは従来のものを利用しているため、ユーザーは、新規にアカウントを作ることもできるし、既存ユーザーならそのアカウントを利用できる。もちろん、クラウド版も既存のユーザーと同じ世界でプレイできる。

 クラウド版ドラクエXの利用料金は未定となっているが、現行版で30日以上となっている利用権について、30日未満のプランも検討中。また、ドコモポイントを利用した支払いにも対応予定という。

 dtab以外の端末への対応拡大も予定しているが、具体的な製品名は決まっていない。

 また、ドラクエとのもう1つのコラボとして、登場キャラである「メタルスライム」をモチーフにした限定スマートフォンを発売予定であることが明らかにされた。背面が光沢のあるシルバーで、ドラクエの各種ロゴやキャラのシルエットが刻印されている。このほか、独自のドラクエアプリがプリインストールされている以外、製品情報は公開されておらず、今後の冬モデル発表会にて明らかにされる予定。

dtabでクラウド版ドラクエXを動かしているところ。手前にあるのはスマートフォン/タブレット向けのゲームコントローラ。ドラクエX自体はタブレットだけで操作できるが、本コントローラは現時点で唯一クラウド版ドラクエXの認証を取得している
ドラクエコラボスマートフォン(左)。メタルスライム(右)をイメージしたデザイン
このスマートフォンには「ドラゴンクエストいつでも冒険ダイス」というコラボアプリが搭載される

 新製品としては、日本ではまだ発表されていないが、海外で発表済みのソニーの「Xperia Z1」や、Samsungの「GALAXY Note 3」および「GALAXY Gear」などが展示。実際に触れることもできる。

「GALAXY Note 3」(ブラック)
こちらはホワイト
Bluetoothで連携して、ハンズフリーで通話などができる「GALAXY Gear」
「Xperia Z1」
こちらはNTTドコモ取り扱いの製品ではないが、スマートフォンを前提としたレンズスタイルカメラ「DSC-QX10」(左)と「DSC-QX100」(右)

 このほか、メガネ型ヘッドマウントディスプレイの応用デモを展示。いくつかの種類があるが、両目に液晶を備え、コンテンツ視聴に向けたものや、単眼式で、カメラも内蔵し、カメラに写った人の顔認識や、文字の翻訳などのデモを行なっていた。

ヘッドマウントディスプレイをスマートフォンの外付けディスプレイとして利用するデモ。装着時はスマートフォンを見なくても操作できるよう、本体の向きとスワイプする方向がずれていても、きちんとスクロールできるようなUIを開発中
こちらは単眼式ヘッドマウントディスプレイでVuzixの既製品
横から見たところ
メガネの先端に付いたカメラで人の顔を認識し、その人の付随情報を表示させるデモ。応用の仕方はいろいろあるが、例えばその人の直近のSNSでの更新情報を表示させたりできる

(若杉 紀彦)