イベントレポート

ASUSがひっそり展示した11.6型2in1「VivoBook Flip 12」

~指紋センサー搭載でペンも利用可能

VivoBook Flip 12

 COMPUTEX TAIPEI 2017のASUSのブースに、11.6型の液晶360度回転式2in1「VivoBook Flip 12」がひっそりと展示されている。

 エントリー向けという位置付けからなのか、なんの説明もなく、ほかのVivoBookやZenBook製品と製品と並び、静かにブースに佇んでいた。まあ、SoCがApollo Lakeで、液晶も1,366×768ドットなので、無理もないかもしれない。

 しかし、本体側面に指紋センサーを搭載しており、Windows Helloを用いたログインに対応しているほか、1,024段階の筆圧に対応したASUS Penが付属し、Windows Inkの利用も可能となっているなど、Windowsの最新機能を利用できる点がポイントだ。タッチパッドも従来より面積が17%増しており、操作性の改善を図っている。

 同社が公開している製品情報によると、SoCはCeleron N3350(デュアルコア、1.1GHz、ビデオ機能内蔵)またはPentium N4500(クアッドコア、1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリは2GBまたは4GB、ストレージは32GB/64GB/128GB eMMCまたは500GB/1TB HDD、液晶は1,366×768ドット表示/10点マルチタッチ対応11.6型、OSはWindows 10または10 Proを搭載する。

 インターフェイスは、microSDカードリーダ、USB 3.0×3(うち1基はType-C)、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、VGA対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリは2セル38Whrのリチウムポリマーで、駆動時間は最大8時間。本体サイズおよび重量は、eMMCモデルが293.4×198×17.1mm(幅×奥行き×高さ)/1.1kg、HDDモデルが293.4×198×21.35mm(同)/1.3kg。

VivoBook Flip 12の仕様
液晶が360度回転し、テントモードで使える
本体左側面に指紋センサーを搭載。タブレットモード時でも問題なくアクセスできる
本体左側面はmicroSDカードスロット、USB 3.0 Type-C、USB 3.0、HDMI出力、DC入力など