イベントレポート
ASRock、Intel X299チップセット搭載マザーボードを6種類展示
~Mini-ITX仕様のIntel X299マザーボードも
2017年5月31日 06:00
ASRockは、COMPUTEX TAIPEI 2017の会場ブースにおいて、Intel X299チップセット搭載マザーボードを6種類展示した。その中で特徴的な製品が、他社に先駈けて展示した、mini-ITX仕様のIntel X299チップセット搭載マザーボード「X299E-ITX/AC」だ。本稿では、そちらを中心に、各製品を写真で紹介する。
X299E-ITX/AC
他社に先駆けて展示された、Mini-ITX仕様のIntel X299チップセット搭載マザーボード。基板には10層基板を採用し、7フェーズのデジタル電源を採用。メモリスロットにはDIMMを採用しており、スロットは4本。また、M.2スロットやSATAコネクタなどはライザーカードを利用して垂直に搭載することで、限られたスペースを有効活用。PCI Express 3.0 x16スロットは1本用意。有線LANは2系統で、双方ともIntelチップを採用。また、IEEE 802.11ac準拠無線LAN機能(2×2)も搭載している。
X299 Professional Gaming i9
ハイエンドゲーマーやエンスージアスト向けのIntel X299チップセット搭載マザーボード。特徴は、標準でAquantiaの10Gbitイーサネットを標準搭載する点。また、Intel Gigabit Ethernetも2ポート搭載しており、10GbE×1、GbE×2と3系統の有線LANを備える。また、13フェーズデジタル電源Digi Powerを採用。メモリスロットは8本、PCI Express 3.0 x16は4本用意。
X299 Taichi
歯車をイメージさせるデザインが特徴的。13フェーズデジタル電源Digi Powerを採用。メモリスロットは8本、PCI Express 3.0 x16は4本、PCI Express 3.0 x4対応M.2スロットは3本用意。そのほか、IEEE 802.11ac準拠無線LAN(2×2)も搭載する。
X299 Gaming K6
Intel X299チップセット搭載のゲーミング向けマザーボード。11フェーズのデジタル電源や、無線LAN非搭載など、上位モデルよりやや機能は削られている。メモリスロットは8本、PCI Express 3.0 x16は4本、PCI Express 3.0 x4対応M.2スロットは3本用意と、拡張性は大きく変わらない。
X299 Killer SLI/AC
仕様はX299 Gaming K6に近いが、こちらはゲーマーではなくメインストリームをターゲットとする製品。メモリスロットは8本、PCI Express 3.0 x16は4本、PCI Express 3.0 x4対応M.2スロットは3本用意されている。また、IEEE 802.11ac準拠無線LAN(2×2)も搭載する。