イベントレポート

499ドルからと廉価ながら高仕様も用意するノートPC「ASUS VivoBook S15」

~実機写真と詳細スペックで紹介

ASUS VivoBook S15、狭額縁が最大の特徴

 ASUSは、5月30日~6月3日(現地時間)の日程で開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2017の開幕に先立って記者会見を開催し、ノートブックPC 5機種を発表した。ASUS VivoBook S15は、その中で最も低価格な499ドル(約55,300円)からと安価に設定されており、メインストリーム向けとされているが、ある程度ハイスペックな仕様も用意されるなど面白い性格の製品だ。

 最大の特徴は15.6型で7.8mmという狭額縁のディスプレイを採用していることで、15型クラスのディスプレイを採用していながら、14型級の底面積を実現している。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、178度の広視野角、700:1のコントラスト比などを実現している。

 CPUは第7世代Core i7-7500U(2コア/4スレッド、ベース2.7GHz、ターボ時3.5GHz、Intel HD Graphics 620)を採用しており、メモリは最大16GB(DDR4)、ストレージは最大で2TBのHDD+512GBのSSDという構成が可能になっている。

 dGPUも搭載可能で、最大でGeForce 940MXを選択することが可能。バッテリーは42Whを標準搭載しており、49分の充電で60%まで充電することが可能になっている。dGPUを搭載するというスペックながら。重量は1.5kgと比較的軽量になっており、カジュアルゲーミングのユーザーなどに好適な選択肢となる。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(1つはType-C)、USB 2.0×2、IEEE 802.11/ac無線LAN、Bluetooth 4.2、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロットなどを装備。

 本体サイズは364.1×243.5×17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5~1.7kg。

天板
底面
底面のラベル、日本での販売を想定しているのかいわゆる技適マークがある
左側面、左からUSB Type-A、SDカードスロット
右側面、左からヘッドフォン、USB Type-C、HDMIポート、USB Type-A、ACアダプタ
キーボードとタッチパッド
ASUSのSonicMasterブランドのスピーカーを採用
システムのプロパティ
デバイスマネージャ
バッテリレポートの表示では42Whのバッテリを搭載