イベントレポート

ASUS、“インテル入ってる”IEEE 802.11acルーター「Blue Cave」をチラ見せ

Blue Cave

 ASUSは29日(現地時間)、新製品発表会「THE EDGE OF BEYOND」を開催。発表会の説明では触れられなかったが、展示会場には、同社初となるIntelプロセッサを採用したルーター「Blue Cave」が展示された。

 IEEE 802.11acをサポートするこのルーター。真ん中がドーナツのように空洞となっており、淡い光を放つ独特なデザインとなっている。しかし、きっちり4x4のアンテナを内蔵しており、競合と比較して20%高速を謳うハイエンドルーターとなる。

 IoT機器の接続を見据えたインテリジェントな機能を備えている点が特徴とされており、ネットワーク内のIoT機器を保護する機能を備えるほか、複数のサービスを連携させるIFTTTをサポートする。しかし、まだプロトタイプの段階で量産されていないため、詳細なスペックなどはまだベールに包まれている。

 Intelは近年こうしたIoT接続を見据えたネットワーク機器にも投資をしているとしており、本製品はその開発成果の一貫としている。

暗いところで、若干“洞窟”の中が青く光っているのがおわかりいただけるだろうか
IoT機器を保護する「AiProtection」機能を搭載。IFTTT対応で、他社製品と比較して20%高速としている
本体背面
WANは1ポート、LANは4ポートとオーソドックスな構成。USB 3.0ポートも見える