イベントレポート
【速報】Windows 10のOneDriveでファイル・オンデマンド機能が復活
2017年5月12日 00:30
OneDriveの新機能としてファイル・オンデマンド機能が追加される。シアトルで開催中の開発者向けカンファレンスBuild 2017の2日目基調講演に登壇するJoe Belfiore(Corporate Vice President in the Operating Systems Group)氏が明らかにする予定だ。
現行のOneDriveは、同期するファイルやフォルダをあらかじめ指定しておき、それをすべてローカルドライブに置くため、ストレージを圧迫するという難点があった。新しいOneDriveでは、既定ですべてのファイル、フォルダを確認でき、ファイルやフォルダを開くといったアクションに応じてオンデマンドで同期されるようになる。また、オフライン時の使用のために、右クリックメニューから指定したファイルについては、あらかじめ一括同期させておくこともできる。
かつてWindows 8/8.1での仕様そのものともいえる。いわゆるプレースホルダーの復活で、Windows 10では、この仕様が撤廃され同期されたファイルだけが存在するかのような状態での使用を強いられていた。
基調講演は午前8時30分から開始された。詳細については追ってお知らせする。