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NVIDIA、2017年度第1四半期の売上高は前年同期比13%増

~深層学習などGPUコンピューティングでの採用で好調か

 米NVIDIAは12日(現地時間)、2017年度第1四半期(2月~4月)決算概要を発表した。

 米国会計基準(GAAP)に基づいた第1四半期の売上高は13億5百万ドルで、前年同期の11億5千万ドルから13%増。純利益は38%増の1億9,600万ドル、粗利益は57.5%となっており、前年同期の56.7%から上昇した。これによる四半期の希薄化後1株あたりの利益は0.33ドルで、前年同期比38%増となった。

 同社CEOのJen-Hsun Huang氏は「ゲーミング、(CADソフトなどの)プロフェッショナルビジュアライゼーション、データセンターおよび自動車の全プラットフォームで成長を果たした」とするほか、深層学習や人工知能アルゴリズムの学習など、膨大な演算性能を必要とする新しいコンピューティングモデルでGPUが利用されており、結果として同社GPUの需要を喚起し、同社の成長を加速しているとアピールした。

 また、新GPUアーキテクチャの「Pascal」搭載プロセッサについては、5月末の発売に向け、現在製造ラインをフル稼働して生産していると述べている。

(佐藤 岳大)