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セイコー、世界最薄の12.4mm実現したアストロン 8Xシリーズ ワールドタイム

~GPS時刻修正とソーラー充電機能を搭載

8Xシリーズ ワールドタイム2016限定モデル(SBXB091)

 セイコーウオッチ株式会社は、GPSソーラー時計の「アストロン」ブランドより、「8Xシリーズ ワールドタイム」を限定モデルを含めた7機種を7月22日より順次発売する。税別価格は18万円~26万円。

 GPSによるタイムゾーン修正機能とソーラー充電機能を内蔵した時計としては世界最薄の12.4mmを実現。独自開発のGPSモジュール用回路の処理能力を高めることによって、高い受信性能を維持しながら薄型化を成功させた。同時に構造に最適化を施し、ケースやダイヤル部分も薄型化している。

 GPSによって時刻を自動的に修正するスマートセンサーは、ダイヤルが太陽光を受けた際に5秒以内に衛星から時刻情報を受信して時刻を修正。時計が服で隠れていたり、太陽光を検知できない曇天時でも、前回強制受信に成功した時刻を記憶し、その時刻に自動受信して調整を行なうため、ユーザーは時刻のずれを気にすることなく利用できる。

 全7機種のうちの1つは世界限定3,500本の「8Xシリーズ ワールドタイム2016限定モデル」となり、GPSソーラー時計では初という「ダークマザーオブパールダイヤル」や、従来の硬質コーティングよりも約1.5倍の高度を備えるという独自加工技術「スーパーブラックダイヤシールド」を採用。裏蓋にシリアルナンバーが刻印されているほか、チタンバンドと天然クロコダイルバンドが付属する。税別価格は26万円。

 このほか、レギュラーモデルとして、ケースとバンドにチタン素材を採用したモデルを3機種、ケースがチタンでバンドがクロコダイルのモデルを3機種発売する。後者のみ発売が9月23日からとなる。

 共通の仕様は、ガラス材質がサファイアガラス、ベゼル素材がセラミックス、防水性能は日常生活用強化防水、耐磁性能はJIS耐磁時計1種、キャリバーは8X22、時間精度は平均月差±15秒、ケースサイズは外径44.8mm、厚さ12.4mm。

 搭載機能は、GPS衛星電波受信(タイムゾーン修正)、スマートセンサー(自動時刻修正)、強制時刻修正、捕捉衛星数表示、パワーセーブ、ソーラー充電、ワールドタイム(40タイムゾーン)、パーペチュアルカレンダー(2100年2月28日まで)、DST(サマータイム)など。

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(中村 真司)