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NTTドコモ、Snapdragon 820搭載スマホ3機種など夏モデル
(2016/5/11 17:13)
スマートフォン
スマートフォンは、サムスン電子株式会社の「Galaxy S7 edge SC-02H」、シャープ株式会社の「AQUOS ZETA SH-04H」、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の「Xperia X Performance SO-04H」、富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社の「arrows SV F-03H」、そしてLG Electronicsの「Disney Mobile on docomo DM-02H」の5製品。
Galaxy S7 edgeは、画面のエッジがカーブを描く独特なフォルムのスマートフォン。1,440×2,560ドットという高解像度の5.5型Super AMOLEDディスプレイが特徴。ドコモ史上最大の3,600mAhの大容量バッテリも特徴としている。加えてF/1.7の明るいレンズや、ホームボタン2度押しによる約0.7秒の高速カメラ起動もポイント。
AQUOS ZETAは120Hz駆動の「ハイスピードIGZO」ディスプレイが特徴で、非常に滑らかにスクロールできる。新機能の「スクロールオート」を搭載し、WebやSNSなど縦に長いページを自動でスクロールでき、TVを流し見する感覚でブラウジングできる。また、本体をひねることで1つ前に表示していたアプリに戻る「ツイストマジック」や、本体を持つだけで画面がオンになる「グリップマジック」などの機能を備える。
Xperia X Performanceは実質「Xperia Z」シリーズの後継に当たるモデル。カメラ起動から撮影までを約0.6秒に高速化。前面カメラはXperia史上最高の約1,320万画素、背面カメラも約2,300万画素となっている。ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズのオートフォーカス技術を応用し、タッチした被写体の動作を予測し、フォーカス合わせを先読みし、オートフォーカスを高速化する機能を搭載する。
上記3モデルともにQualcommのSnapdragon 820ことMSM8996(2.2GHz)を搭載し、Kryoコアにより高い性能を実現。また、GalaxyとXperiaはIPX5、8相当の防水およびIP6X相当の防塵機能、下り最大375MbpsのLTEを備える。そのほか2機種を含めた仕様は下表の通り。
| Galaxy S7 edge SC-02H | AQUOS ZETA SH-04H | Xperia X Performance SO-04H | |
|---|---|---|---|
| CPU | Qualcomm MS8996 (2.2GHz) | ||
| メモリ | 4GB | 3GB | |
| ストレージ | 32GB | ||
| ディスプレイ | 5.5型Super AMOLED | 5.3型IGZO | 5型トリルミナスディスプレイ for Mobile |
| 解像度 | 1,440×2,560ドット | 1,080×1,920ドット | |
| バッテリ | 3,600mAh | 3,000mAh | 2,570mAh |
| 外部メモリ | microSDXC(200GB) | ||
| 防水防塵 | IPX5、8/IP6X | IPX5、8/IP5X | IPX5、8/IP6X |
| VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | ||
| UIM | Nano UIM | ||
| 国内対応周波数(LTE) | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHz | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHz |
| 国内対応周波数(3G) | 2GHz/800MHz | ||
| 海外対応周波数(FD-LTE) | 2.6GHz/2GHz/1.7GHz/700MHz | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz | 2.6GHz/2GHz/1.7GHz/700MHz |
| 海外対応周波数(TD-LTE) | 2.6GHz/2.5GHz/2.3GHz/1.9GHz | - | 2.6GHz/2.5GHz/2.3GHz/1.9GHz |
| 海外対応周波数(3G) | 2GHz/850MHz | ||
| 海外対応周波数(GSM) | 1.9GHz/1.8GHz/900MHz/850MHz | ||
| PREMIUM 4G | ○ | ||
| 受信/送信速度(最大) | 375Mbps/50Mbps | 337.5Mbps/50Mbps | 375Mbps/50Mbps |
| Bluetooth | 4.2 | ||
| 背面カメラ | 裏面照射型CMOS約1,220万画素 | 裏面照射積層型CMOS約2,260万画素 | 裏面照射積層型CMOS約2,300万画素 |
| 内面カメラ | 裏面照射型CMOS約500万画素 | 裏面照射CMOS約500万画素 | 裏面照射積層型CMOS約1,320万画素 |
| ワンセグ/フルセグ | ○/○ | ||
| 生体認証 | 指紋認証 | ||
| サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約73×151×7.7mm | 約73×149×7.6mm | 約71×144×8.6mm |
| 重量 | 約158g | 約155g | 約165g |
| 本体色 | Black Onyx White Pearl Pink Gold | White Black Green | White Graphite Black Lime Gold Rose Gold |
| メーカー | サムスン電子 | シャープ | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
| arrows SV F-03H | Disney Mobile on docomo DM-02H | |
|---|---|---|
| CPU | Qualcomm MSM8916(1.2GHz) | Qualcomm MSM8937(1.4GHz+1.1GHz) |
| メモリ | 2GB | |
| ストレージ | 16GB | |
| ディスプレイ | 5型IPS | 5.2型TFT |
| 解像度 | 720×1,280ドット | 1,080×1,920ドット |
| バッテリ | 2,580mAh | 2,900mAh |
| 外部メモリ | microSDXC(200GB) | |
| 防水防塵 | IPX5、8/IP6X | IPX7/IP6X |
| VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/- | |
| UIM | Nano UIM | |
| 国内対応周波数(LTE) | 2GHz/1.7GHz/800MHz | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz |
| 国内対応周波数(3G) | 2GHz/800MHz | |
| 海外対応周波数(FD-LTE) | 2GHz/1.7GHz | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz |
| 海外対応周波数(TD-LTE) | - | - |
| 海外対応周波数(3G) | 2GHz/850MHz | |
| 海外対応周波数(GSM) | 1.9GHz/1.8GHz/900MHz/850MHz | |
| PREMIUM 4G | - | |
| 受信/送信速度(最大) | 150Mbps/50Mbps | |
| Bluetooth | 4.1 | 4.2 |
| 背面カメラ | 裏面照射積層型CMOS約1,310万画素 | 裏面照射CMOS約1,610万画素 |
| 内面カメラ | 裏面照射型CMOS約500万画素 | 裏面照射CMOS約800万画素 |
| ワンセグ/フルセグ | ○/- | |
| 生体認証 | - | |
| サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約72×144×7.8mm | 約73×148×7.9mm |
| 重量 | 140g台(予定) | 130g台(予定) |
| 本体色 | Gold Black White | Pink White |
| メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ | LG Electronics |
タブレット/LTE対応Wi-Fiルーター
タブレットは富士通コネクテッドテクノロジーズの「arrows Tab F-04H」の1モデル。
2,560×1,600ドット(WQXGA)表示対応の10.5型有機ELディスプレイや、Qualcomm MSM8992(1.82GHz+1.44GHzヘキサコア)の搭載、IPX5、8の防水及びIP6Xの防塵、虹彩認証、フルセグチューナの搭載などを特徴としている。主な仕様は下表の通り。
| arrows Tab F-04H | |
|---|---|
| CPU | Qualcomm MSM8992(1.82GHz+1.44GHz) |
| メモリ | 3GB |
| ストレージ | 32GB |
| ディスプレイ | 10.5型有機EL |
| 解像度 | 2,560×1,600ドット |
| バッテリ | 6,000mAh |
| 外部メモリ | microSDXC(200GB) |
| 防水防塵 | IPX5、8/IP6X |
| VoLTE/VoLTE(HD+) | - |
| UIM | Nano UIM |
| 国内対応周波数(LTE) | 2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz |
| 国内対応周波数(3G) | 2GHz/800MHz |
| 海外対応周波数(FD-LTE) | 2GHz/1.7GHz |
| 海外対応周波数(TD-LTE) | - |
| 海外対応周波数(3G) | 2GHz/850MHz |
| 海外対応周波数(GSM) | - |
| PREMIUM 4G | ○/- |
| 受信/送信速度(最大) | 262.5Mbps/50Mbps |
| Bluetooth | 4.1 |
| 背面カメラ | 裏面照射型CMOS約810万画素 |
| 内面カメラ | 裏面照射型CMOS約240万画素 |
| ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
| 生体認証 | 虹彩認証 |
| サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約266×175×6.8mm |
| 重量 | 430g台(予定) |
| 本体色 | Black White |
| メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
LTE対応のWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01H」は下り最大370MbpsのLTEに対応したWi-Fiルーター。Wi-Fi側はIEEE 802.11acへの対応や、4,750mAhの大容量バッテリ、内蔵バッテリからほかのスマートフォンやタブレットに充電できるモバイルチャージャー機能の搭載などが特徴。連続通信時間は約20時間。本体サイズは約100×22×64mm(同)、重量は約173g。
サービスをさらに強化
11日に都内で開かれた記者説明会では、同社代表取締役社長の加藤薫氏が、新サービスや新製品について説明した。発表会は主にサービスにフォーカスして紹介された格好で、SIMロックフリー端末やMVNOの潮流に則した形となった。
まず紹介されたのはVoLTEを超える音質を実現する「VoLTE[HD+]」。次世代通話コーデック「EVS」を利用することで、FMラジオに相当する50Hz~14.4kHzの帯域を実現でき、これまで7kHzで頭打ちだったVoLTEより高い音が聞こえることをアピールした。
発表会では、青山学院大学 教育人間科学部の重野純教授を招き、日本語は英語に比べて母音が多いことや、日本人はアメリカ人などと比較して音声の感情に注意を向けることが多いことを挙げた。その上で基音以上に倍音成分をより多く伝えられるVoLTE[HD+]では、より豊かな音色を伝えられ、相手の感情をリアルに知ることができ、円滑なコミュニケーションに役立つだろうとした。
続いて紹介されたのが「スグ電」機能で、この機能はスマートフォンを振って耳に当てることですぐに相手に電話をかけられ、着信があった時に耳に当てるだけで電話が取れる。また、電話を切る時は裏返して机におくだけ、着信の時出られない場合も電話を裏返すだけで着信音を切れる。これにより従来より少ない操作で電話の利用が可能となる。スグ電対応製品は、今回発表されたGalaxy S7 edge、AQUOS ZETA、Xperia X Performance、arrows SVの4機種となる。
3つ目は「おすすめ使い方ヒント」で、Wi-Fiへの接続方法や、写真を壁紙として設定するなどの操作を、シーンに合わせて適切なタイミングで表示する。今回の夏モデル全機種(Wi-Fiルーター除く)で対応する。なお、リテラシーが高い層には表示しないよう設定できる。
このほか、暮らしサポートサービス「dリビング」にJBR提供のキッズ/ベビーシッターサービスと家事代行サービスを追加し、新たに留守番や試用電気料金が見られるホームモニター機能などを追加した。
なお、今回から端末ラインナップがかなり絞られているが、加藤氏によると、今後は四半期ごとの製品投入を終了し、1年サイクルで製品ラインナップを更新していく予定だとした。これも、昨今SIMロックフリー端末やMVNO市場の活性化による影響を受けているとみられるが、「夏と冬に関しては商戦期であるため、メーカーと協力して相談しながら適切なタイミングで新製品を投入していきたい」とした。










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