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ASUS、GeForce GTX TITAN Xを2基搭載したハイエンドゲーミングデスクトップ

~腕に着けたNFCバンドを当てて、オーバークロックと隠しドライブにアクセス

 台湾ASUSは19日(現地時間)、GeForce GTX TITAN Xを2基搭載したハイエンドゲーミングデスクトップ「ROG GT51CA」を発表した。

 斜めにデザインされた前面パネルや、本体下部の大きなモノアイ風のLEDイルミネーション、および内部のライティングが印象的。側面はアクリルパネルで、内部が覗けるようになっている。最高構成では、Core i7-6700Kを4.6GHzに、DDR4メモリを2,800MHzにオーバークロック。最大で2基のGeForce GTX TITAN XビデオカードをSLI構成で搭載でき、4K解像度のゲーミングをサポートする。

 この高いスペックを実現するために、CPUの冷却に水冷を採用し、ビデオカードから隔離されたゾーンで冷却。電源ユニットも別ゾーンのエアフローを構築した。このほか、最大512GBのNVM Express SSDをRAID 0で構成できる。

 前面パネルには、USB 3.1 Type-A/Type-Cコネクタや音声入出力を搭載。この音声出力はESS製のSabreヘッドフォンDAC/アンプに接続され、高いダイナミックレンジとS/N比を実現する。加えて、オプションで腕に装着可能な「ROG BAND」を付属。本体前面に当てることで、オーバークロックを有効化したり、隠しドライブにアクセスできるようにするといった機能が利用できる。

 チップセットはIntel Z170、OSはWindows 10 Home。そのほかの仕様はカスタマイズ可能で、CPUはCore i7-6700KまたはCore i5-6600K(4.3GHzにオーバークロック)、最大64GBのDDR4メモリ、GeForce GTX 970/980/TITAN X、3TB HDDまたは256GB/512GB/512GB×2のSSD、BDコンボまたはDVDスーパーマルチドライブなどを搭載できる。

 拡張スロットはPCI Express x16×3、同x1×1。インターフェイスは、USB 3.1×2(うち1基はType-A、1基はType-C)、USB 3.0×8、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、PS/2、音声入出力などを備える。オプションでIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、NFCを搭載可能。

 本体サイズは262×584×587mm(幅×奥行き×高さ)、重量は27kg。

(劉 尭)