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YouTube、動くものを自動追跡してぼかしをかける機能を実装

 米Googleは25日(現地時間)、動画の中で動くものを追跡しつつ、ぼかしをかける「カスタムぼかし」機能をデスクトップ版YouTubeに追加した。

 これまでもYouTubeには顔にぼかしを入れる機能はあったが、カスタムぼかしを使うと、動画の任意のシーンの任意のエリアを四角形で選択すると、以降は自動的に動画の中のその物体を認識し、動きに合わせてぼかしをかける。

 カスタムぼかしをかけた後は、その動画を上書きするか、新しい動画として保存するかを選択できる。

 この機能はプライバシー保護を目的としたもので、例えば車のナンバープレートや人の顔など、動画に映り込んでしまったが、他社には公開したくない情報などを隠すことができる。

カスタムぼかしは、動画加工ツールのぼかし処理から実行可能
ぼかしをかけたいシーンとエリアを選択するだけでいい

(若杉 紀彦)