ニュース

ディラック、テスラたんが応援するSFX/ATX電源「TESLA CUBE」の改良版

 株式会社ディラックは、2014年に発売したプラグイン式のSFXおよびATX電源ユニット「TESLA CUBE」シリーズを改良したリニューアル版を26日に発売する。価格はオープンプライス。

 ラインナップは、SFX版が550W出力の「DIR-TCSXG-550 V1.0」と650W出力の「DIR-TCSXG-650 V1.0」の2種類で、税別店頭予想価格は順に14,800円前後、17,800円前後の見込み。

 ATX版には、500W出力の「DIR-TCAXP-500 V1.0」と600W出力の「DIR-TCAXP-600 V1.0」があり、税別店頭予想価格は順に14,280円前後、15,800円前後の見込み。同シリーズATX版の700W/800W/1,000Wモデルは従来通り。

 なお、従来品には製品名末尾に「V1.0」が付いていない。

 従来品から各種コネクタの材質を見直し、挿しやすく抜けにくいように改善されたほか、電源ケーブルを硬いものから柔軟性のあるものに変更することでケーブルの取り回しを容易にした。

 また、今回のリニューアル版でアニメキャラ調の応援キャラクタ「テスラたん」を採用し、テスラたんのイラストが描かれた製品パッケージが導入される。

 SFX版の主な仕様は、+12Vの出力が550W/650Wで45A/54A。そのほかの出力は共通で、+3.3Vが20A、+5Vが15A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタは、20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×2、SATA用×8(ペリフェラル/FDDと排他)、ペリフェラル用4ピン×2、FDD用4ピン×1。

 ファンは92mm角の静音ファンが1基で、電力変換効率は80PLUS Gold認証で従来と同じ。本体サイズは125×120×63.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約970g。

 一方、ATX版の主な仕様は、+12Vの出力が500W/600Wで41A/49A。そのほかの出力は共通で、+3.3Vが20A、+5Vが20A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタは、20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×4、SATA用×12(ペリフェラル/FDDと排他)、ペリフェラル用4ピン×6、FDD用4ピン×1。

 ファンは120mm角の静音ファンが1基、電力変換効率は80PLUS Platinum認証。本体サイズは150×140×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は不明。

「TESLA CUBE」シリーズの電源ユニット
応援キャラクタ「テスラたん」のイラストがSFT版とATX版のパッケージに描かれる

(中村 真司)