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ディラック、550W/650Wのプラグイン式SFX電源

TESLA CUBE
7月17日 発売

価格:オープンプライス

 株式会社ディラックは、550W/650Wの高出力に対応したプラグイン式SFX電源「TESLA CUBE」シリーズ2モデルを17日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は550Wモデルが14,000円前後、650Wモデルが17,000円前後の見込み。

 microATXやMini-ITX向けのSFX電源は、小型であるため300W~450Wのモデルが多く、それ以上の高出力モデルが少なかったが、近年の高出力に対する市場のニーズはあり、それに対応するためにディラックがオリジナルブランドとして投入するという。80PLUS GOLD準拠の高効率も特徴。

 ケーブルはフルプラグイン式を採用。さらに付属のケーブルをやや短めのスマートケーブルとし、元々ケース内空間が狭いmicroATX/Mini-ITXフォームファクタにおけるエアフローを改善できる。また、ペリフェラル4ピン/FDDコネクタと排他となるが、SATA用電源ケーブルが2本付属し、最大8基のSATAデバイスを増設可能。

 このほか、+12Vのシングルレーン仕様、105℃日本製コンデンサの対応、HaswellのC6/C7ステートに対応するDC-DCコンバータの搭載、ATXケースでも利用可能にする変換プレートの付属なども特徴。ATXケースで利用する際の長いケーブルも後日オプションとして発売予定となっている。

 +12Vの出力は550Wモデルが45A、650Wモデルが54A。そのほかの出力は共通で、+3.3Vが20A、+5Vが15A、-12Vが0.3A、+5VSBが2.5A。コネクタは、20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン×2、ペリフェラル用4ピン×1、FDD用4ピン×1、SATA用×8(ペリフェラル/FDDと排他)。

 本体サイズは125×120×63.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約970g。

(劉 尭)