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HP、2015年度通期売上高は前年比7%減

~分社前最後の決算に

 米HPは24日(現地時間)、2015年度第4四半期および通期決算を公開した。

 同社は11月1日付けで、エンタープライズ部門をHewlett Packard Enterpriseとして分社しているが、本決算は10月31日締めのため、「Hewlett-Packard」としての決算となる。

 本決算報告によると、米国会計基準(GAAP)に基づく第4四半期の売上高は、前年同期比9%減の257億ドル、純利益は同1%減の13億ドル、1株当たり利益は同4%増の0.73ドルとなった。

 通期の売上高は前年比7%減の1,034億ドル、純利益は同9%減の46億ドル、1株あたり利益は同5%減の2.48ドルとなった。

 セグメント別の第4四半期決算を見ると、Personal Systems部門では、売上高が前年同期比14%減で、出荷台数は、コンシューマ向けデスクトップが同17%、ノートPCが5%の減。印刷部門では、売上高が前年同期比14%減などとなっている。

(佐藤 岳大)