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HP、2014年度通期業績はほぼ前年並み

 米Hewlett-Packard(HP)は25日(現地時間)、2014年度第4四半期(9~11月)および通期の決算を発表した。

 これによると、米国会計基準に基づく第4四半期の売上高は前年同期比2%減の284億ドル、純利益は同6%減の13億ドル、1株当たり利益は同4%減の0.7ドルに、通期の売上高は前年比1%減1,115億ドル、純利益は同2%減の50億ドル、1株あたり利益は前年と同じ2.62ドルとなった。

 第4四半期の業績をセグメント別に見ると、PC関連のPersonal Systems部門は、ノートPCが前年同期比9%増、デスクトップが同3%減、ワークステーションは同1%増で、合計売上高は同4%増の89億4,800万ドル。Printing部門は、法人向けハードが同1%増、コンシューマ向けハードが9%減で、合計売上高は同±0%の146億8,800万ドルとなった。

 なお同社は、エンタープライズ部門とコンシューマおよびプリンティング部門を、それぞれ「Hewlett-Packard Enterprise」、「HP Inc.」として分社化し、2015会計年度末(2015年10月)までに分社化を完了すると10月に発表している。

(若杉 紀彦)