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ASUS、幅6cmで小型ながらGeForce搭載のR.O.G.系ゲーミングPC

~ASUS製のゲーミングキーボードとマウスを同梱

「ROG GR8」

 ASUSはゲーミングブランドのR.O.G.(Republic of Gamers)から、ミドルレンジクラスのGPUを搭載しつつ、筐体の幅が6cmとコンパクトなゲーミングPC 2機種を13日に発売する。

 上位モデルの「ROG GR8」はCPUにCore i7-4510Uを搭載し、GPUにはGeForce GTX 750 Tiを採用。下位モデルの「ROG GR6」はCore i5-5200UとGeForce GTX 960Mを搭載し、筐体は両製品とも共通。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に165,000円前後、140,000円前後の見込み。

 昨年(2014年)の12月にWindows 8.1搭載版のROG GR8が発売されているが、今回のROG GR8はOSをWindows 10に刷新し、従来から搭載しているHDDに加え、新たにSSDを追加した。また、これまでベアボーンでしか用意されていなかったROG GR6のハードウェア構成のモデルが初めてデスクトップPC化されたとしている。

 それぞれASUSのゲーミングキーボードとゲーミングマウスを付属。ROG GR8はCherry MXの赤軸スイッチを採用し、全キー同時認識可能とするキーボード「M801」と6,400dpiの分解能を備える光学式マウス「ROG Gladius」を同梱。ROG GR6には19個までのキーを同時認識可能な「RA01」と左右対称形状の光学式マウス「ROG Sica」を同梱している。また、上位のROG GR8のみMiracastレシーバを搭載するといった違いもある。

 ROG GR8の主な仕様は、Core i7-4510U(2GHz、2コア)、GeForce GTX 750 Ti(2GB)、メモリ16GB、SSD 128GB、HDD 1TB、電源はACアダプタ、OSはWindows 10を搭載。なお、GeForce GTX 750 Tiは実質的にGeForce GTX 860Mのカスタマイズモデルとなっている。

 一方、ROG GR6はCore i5-5200U(2.2GHz、2コア)、GeForce GTX 960M(2GB)、メモリ16GB、SSD 256GBという構成で、HDDは搭載しない。

 インターフェイスは共通で、USB 3.0×4、USB 2.0×2、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Gigabit Ethernet、DisplayPort、HDMI、S/PDIF出力、音声入出力などを装備。

 本体サイズは約60×245×238mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。

ROG GR8の上面
「ROG GR6」。筐体はROG GR8と共通

(中村 真司)