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ワコム、ペンタブ「Intuos」を目的別に4種発売

~イラスト/アート/写真/マンガといった用途別にラインナップ

 株式会社ワコムは、ペンタブレットIntuosシリーズの最新モデル4製品を発表した。ペンモデル「Intuos Draw」と、タッチ操作対応の「Intuos Art」、「Intuos Comic」、「Intuos Photo」からなり、Intuos Art/Comicのみsmallサイズに加えてmediumサイズが用意されている。

 全モデル9月11日発売となっており、量販店および直販のワコムストアで販売される。価格と主な特徴は下記の通り。

Intuos Draw(small): 直販価格9,180円

 Intuos Drawは、簡単に絵を描き始めたいというユーザーに向けたモデルで、ペン操作のみ可能。ペイントソフトの「ArtRage Lite」と印刷の通販グラフィック2,000円分クーポンが付属。本体色はホワイトとミントブルーを用意する。

Intuos Art(small/medium): 直販価格13,824/21,384円

 Intuos Artは、本格的な絵画調のイラストを描きたいユーザー向けモデルで、smallとmediumの2サイズを用意している。「Corel painter Essentials 5」が付属し、Intuous Drawと同じく2,000円分のクーポンも付帯。本体色はブラックとミントブルーの2色。

Intuos Photo(small): 直販価格13,824円

 Intuos Photo(small)は、写真加工をしたいユーザーに向けたモデル。写真のゴミ除去/色調補正/被写体の配置変更などを筆圧感知機能付きのペンで正確に行なえる。付属ソフトはWindows向けに「Corel PaintShop Pro」と「Corel AfterShot Pro」を、Mac向けに「Macphun Pro package」と「Corel AfterShot」が提供される。また、撮った写真を写真集化してくれるアスカネットのマイブックも利用できる(ソフトカバータイプ CD ジャケットサイズ 20ページ)。本体色はブラックとミントブルーの2色。

Intuos Comic(small/medium): 直販価格13,824/21,384円

 Intuos Comicは、マンガやイラストを描きたいユーザー向けのモデル。イラスト/マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」とガイドブックの「ペンタブレットでマンガを描こう!」(PDF)が提供される。本体色はブラックとミントブルーを用意。


 各製品とも仕様はほぼ共通で、読み取り方式は電磁誘導、筆圧レベルは1,024、読取分解能は0.01mm、読み取り速度は±0.5mm、エクスプレスキー4つ、対応OSはWindows 7/8/8.1/10、Mac OS X 10.8.5以降。

 smallの本体サイズは210×169.2×10.7mm(幅×奥行き×高さ)、読取可能範囲は152×95mm(同)、重量は約290g。

 mediumの本体サイズは275×217.2×10.7mm(同)、読み取り可能範囲は216×135mm(同)、重量は約480g。

 接続インターフェイスはUSBだが、オプションでワイヤレス化できるキットも用意されている。付属品として、Intuos筆圧ペン(替え芯3本)を同梱する。

ミントブルー
ホワイトはIntuos Drawのみ用意

(中村 真司)