Samsung、リード最大5,500MB/secを達成した企業向けSSDなど

PM1725

　Samsung Electronicsは12日(現地時間)、3D V-NANDを採用した企業向けSSD 3モデルを米国向けに発売した。

　「PM1725」はPCI Express/NVM Express接続のSSD。ハーフハイト/ハーフレングス(HHHL)のサイズで、3.2TBと6.4TBをラインナップ。シーケンシャルリード速度は5,500MB/sec、同ライト速度は1,800MB/sec、ランダムリードは最大100万IOPS、同ライトは12万IOPS。

　高い転送速度により“5GBほどのビデオを3秒以内で保存できる”のがウリ。また、6.4TBモデルは5DWPDs(1日あたりドライブ容量分の書き込み、本モデルの場合は1日当たり5回、つまり約32TBの書き込み)でも5年の耐久性を謳う。

　「PM1633」は12GbpsのSASに対応した2.5インチのSSD。容量ラインナップは480GB、960GB、1.92TB、3.84TB。シーケンシャルリード速度は1,100MB/sec、同ライト速度は1,000MB/sec、ランダムリードは16万IOPS、同ライトは18,000IOPS。

　「PM953」はM.2または2.5インチのフォームファクタで、NVM Express接続のSSD。これは今年(2015年)初めに投入した「SM951」(M.2のみ)の後継モデルで、データセンターやモバイルワークステーション、スリムノートPC、ハイエンドデスクトップ向けとしている。M.2モデルは480GBまたは960GB、2.5インチは480GB/960GB/1.92TBの3ラインナップが用意される。